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タイトリスト NEW 「Tシリーズ」アイアンが発売!「ブレンドセット」は新しいゴルフの楽しみ方になるのか?

2025/08/22 ゴルフサプリ編集部

本日、8月22日、タイトリストの新しい「Tシリーズ」のアイアンが発売され店頭に並んだ。このアイアン、新しいゴルフの楽しみ方も教えてくれそう。

最近ゴルフを始めた方は信じられないかもしれませんが、アイアンを買う場合、かつては3番アイアンからサンドウェッジまでのセット売りが主流でした。それがウェッジが単品売りになり、セットが5番アイアンからになり、そうかと思えば6番アイアンからになり……。30年ほどの間に大きく変わってしまいました。

そしてまたアイアンの売り方、買い方が大きく変わろうとしています。それはゴルファーが、自分で番手ごとにモデルをチョイスして組み合わせる。番手ごとに必要な機能を吟味して買う時代になりそうなのです。

一番長い番手だけをフルキャビティにするもよし、さらに5番から7番アイアンまでをセミキャビティにして、それ以下をブレードにするもよし。これは難しいとされる長くてロフトが立った番手をやさしく打つため、ということに間違いありませんが、それはつまり、番手間の飛距離差と弾道の高さをしっかり出すということでもあります。


自分で考えて買える?

フィッターさんにアドバイスが求められる環境にいなければ、「何番を何にするのか」自分で考えなければなりません。その場合は、狙っているアイアンがセット売りでないことが大前提となりますが、同じメーカー、ブランドで組み立てていくと、ロフトピッチ等で失敗することは減るかと思われます。

こちらのほうもこのような買い方に対応してくれるメーカーも増えてきており、3つ、2つモデルが存在するメーカーならば、番手別に違うモデルで選んでも、うまいことロフトピッチが合うようにしてくれています。じつにありがたい話です。

トップ選手もブレンドセット?

本日発売された、タイトリストから登場した新しい「Tシリーズ」のアイアン。新しい「Tシリーズ」は、従来からあった「T100」、「T150」、「T350」のモデルチェンジと同時に、新たなプレーヤーズディスタンスアイアンとしてイチから開発された「T250」も登場します。その「T250」には高弾道設計の「T250ロンチスペック」なるものも存在します。(ロンチスペックは9月18日発売)

タイトリストではモデル違いで組み合わせたセッティングを「ブレンドセット」と呼ぶそうです。そして現在、タイトリストのアイアンを使用するツアープレーヤーの8割が「ブレンドセット」を採用しているといいます。「え? 超トッププロの中にそんなにいた?」と思われる方もいるかもしれませんが、これはまだハイブリッドをセッティングに入れていない、3番アイアンや4番アイアンをやさしいモデルにしているプロも含まれています。確かにいますね。

ちなみに「スタッフメンバー」と呼ばれるティーチングプロ達の中で、この新しい「Tシリーズ」が発売されるまでの間にフィッティングを受けた人の半分が「ブレンドセット」を選び、さらに「TEAM TITLEIST」、メンバー限定のフィッティングイベントに参加した人では3人に1人が「ブレンドセット」になったといいます。こちらはトッププロと違ってアイアンは 5番や6番から始まる人がほとんどですが、それらをやさしいモデルにすることで、より「打てる」という安心感が高まったといいます。

アマチュアにもブレンドセットが浸透?

現場の意見をザ・カントリークラブジャパンでフィッティング活動をしている、タイトリストの井上フィッターに聞いてみました。

「新しい『T-SERIES』アイアンでは、前作と比べてもブレンドセットをお選びいただくお客様が一段と増えている感じです。実際にお使いいただいたお客様からは、『ブレンドセットにしても、より一体感があって違和感がない』との嬉しいお言葉をいただいております。私たちにとってブレンドセットは単なる組み合わせではなく、プレーヤーの理想的な番手間飛距離と弾道を引き出すための手段です。そして、あらゆる番手での最適なパフォーマンスを追求するタイトリストのアイアンづくりの哲学と深くつながっています」とのこと。

ツアープロだけでなく、アマチュアゴルファーにもスコアをよくすることを目的とした「ブレンドセット」化が広まってきているのがわかります。
ここで注意することは、私たちアマチュアゴルファーは見た目がカッコいいからといって無理に「ブレンドセット」を作りがちなことじゃないでしょうか。1つのアイアンセットで番手間飛距離が理想的であれば、そのセットのままでいいのです。「ブレンドセット」を作ることが目的じゃないのです。

自分の弱点を克服しながら、売られていないアイアンセットを考えて、買う。これも新たなゴルフの楽しみとなりそうですね。

【文/永瀬 笑(ゴルフライター)】

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