90台が出たらピン「i240 アイアン」で決まり!【プロの解説付きでアマチュアがコースで実感】
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9月4日に発売されたピン「i240 アイアン」。キャビティのやさしさとシャープなルックスが融合した“美キャビティ”という触れ込みで発売前から話題となっていた。今回はアドバイザーに迎えたプロと一般アマチュアゴルファーによるマンツーマンの試打をコースで敢行。アマチュアのインプレッションに加え、プロには「i240 アイアン」の真価を解説してもらった。
取材協力/サザンヤードカントリークラブ
アマチュアゴルファーが「i240 アイアン」と愛用中の「G425 アイアン」を比較試打!
試打はサザンヤードCC・18番ホールの2打目地点、フロントエッジまで150ヤードのフェアウェイからグリーンを狙ってもらった。天候は曇りで風はややアゲンストだった。まずは現在使用中のマイアイアンである「G425 アイアン」を斎藤さんに打ってもらいプロがチェック。以降は「i240 アイアン」(以下、i240)を存分に打ってもらい、その都度斎藤さんから高瀬プロに質問したり、インプレッションを語ってもらうスタイルで進行した。
アマチュアゴルファー:斎藤圭さん
52歳・会社員。ゴルフ歴25年で平均スコアは92。ドライバーからアイアンまで、飛距離は出るが左右に曲がって安定感に乏しいのが悩みの種。目下、安定した飛距離と寛容性を両立するアイアンを物色中。
解説:高瀬順弘
たかせ・よしひろ 1984年3月24日生まれ、東京都出身。PGAティーチングプロA級。日大ゴルフ部、「フェニックスゴルフアカデミー」(宮崎)を経て、2014年から「鶴見功樹ゴルフアカデミー」でインストラクターに。その後、ピンゴルフ・カーステンフタッフの一員としてピンの普及活動にも従事。ラウンドレッスンのほかシミュレーションゴルフレンジ「アウトドライブ」(東京)でもレッスン中。
ボールをつかまえにいかなくても自然にドローがかかった!
ウォーミングアップ後、次々にボールを打ちはじめたアマチュアゴルファー・斎藤圭さん。もちろんこれが初めてのi240体験。「普段使っているアイアンより難しいモデルだと思うので、きちんと当たらないと思います」と自信のなさを口にしていたが、10球も打つとそれは杞憂であることがわかった。
斎藤 私は今「G425 アイアン」(以下G425)を使っているのですが、i240を打ったらレベルアップした気分になれました。というのも、ずっとドローボールに憧れて打とうとしていたけれど、G425ではなかなか打てなかったのです。だけど驚いたことにi240では自然にドローがかかりました。ボールをつかまえにいかなくてもクラブが仕事をしてくれたっていうんでしょうか。モデル的にはG425の方がやさしいはずなのに、ちょっと不思議な気分です。
高瀬 確かにG425は飛距離が出やすく、アベレージゴルファーの方にはとても使いやすいモデルですが、斎藤さんがドローを打とうとした場合に、つかまりすぎたり飛びすぎたりして、G425のやさしさが裏目に出ている一面があったように思います。ある意味、G425は今の斎藤さんにはやさしすぎる。そこにi240がうまくハマったのだと思います。
もちろん全ショットがグリーンをとらえたわけではないが、使用中のアイアンで左右に散っていた弾道がi240で打つと俄然安定。本人的にはミスショットでも結果的にグリーンに乗ったケースもあった。
斎藤 芯を外しても打球の高さが出てくれるし、ターゲットに向かって真っすぐ飛んでくれます。ダフり気味でも振り抜けがいいせいか、グリーンまで届いてくれた球も何発かあって、ミスでも乗るってこういうことか、と思いました。それとスピンも効いていたように思います。グリーンに落ちた球が軒並み止まるなんて、これまで体験したことがなかったのでめっちゃ嬉しかったです。
高瀬 i240は深重心・低重心設計でボールが上がりやすいですからね。斎藤さんが打ったのは、若干左足下がりのツマ先下がりで打球が上がりづらいライでしたが、薄めに当たっても打球が上がっていました。これは明らかにi240の構造的なメリットが出ていたと思います。飛距離についてはどうですか?
斎藤 飛んでいました。グリーンセンターまでは150ヤード以上あったと思いますが7番で十分に届いていたので。あと、これまで以上にスイング中の感覚が研ぎ澄まされた気がして、“これはこんな球が出そうだな”、みたいなことが振っていてわかるような感じがあったんです。気のせいかもしれませんけど……。
高瀬 いや、気のせいではないと思います。i240は前作より慣性モーメントが上がっています。その分スイング中のフェース向きが安定していますから、アマチュアの方でもスイング中のクラブの動きがわかりやすくなっていると思います。飛距離についてはパワースペックで前作のi230よりロフトが立っているので明らかに飛びますね。
コンパクトでスリムなヘッドなのに“難しさ”を微塵も感じさせない
i240は樹脂の複合素材とカーボン素材を組み合わせた新しいバッジ構造により、バッジ重量が前作に比べて約60%(※前作比/PING調べ)軽くなったとのこと。そこにさらなる深・低重心化が加わり、前作より慣性モーメントが約4%(※前作比/PING調べ)向上しているという。初めて打った斎藤さんは、その恩恵に浴したということか。
斎藤 G425を使っていたこともあって、構えた時はヘッドが小さく感じました。でも、ちゃんと飛んでくれるからすぐに馴れて気にならなくなり、途中からはコンパクトで振りやすいとさえ感じました。G425より重量があるのにi240の方が軽く思えたくらいです。気持ちよく打ち抜けたせいですかね。打感は軟らかいと言うよりは手応えがありました。当たった感じがダイレクトに伝わってコンタクトできている感じが心地いいです。打音も金属的でなく“ビシッ”という音。個人的には弾き感のある打感も打音も好きです。
高瀬 ヘッドはi230と同サイズですが、スコアラインの数が5本減って13本になっています。さすがにG425と比べるとコンパクトですが、溝の本数を変えたことによる視覚的影響でi230よりは大きく見えます。音については結構大事な要素で打感にも影響しますからね。斎藤さんの言うとおり、芯でとらえるとビシッといい音がします。打感はボールによっても変わりますがG425よりは軟らかいと思います。
ということで斎藤さんにとってi240は、これ以上ないくらいの高評価。しかし、この試打ではクラブの機能もさることながら、あることに気づいたことが最も印象的だったという。
斎藤 私は次のステップに行きたいともがいている、ど真ん中のアベレージゴルファーですが、そんなレベルの自分にもハマりそうと思えたことが一番の収穫でした。プロに教えられた通りに打てるとクラブが仕事をしてくれましたが、これはG425にはなかった感覚で次のステップに行けそうな気がします。スイングのせいもあってG425は7番で130ヤードしか飛ばなかったり160ヤード飛んだりと飛距離にかなりバラつきがありました。そのブレ幅が減っただけでもi240が欲しくなりましたね。
高瀬 G425が悪いわけではないですが、今の斎藤さんにはi240がマッチしているということだと思います。やさしいモデルがゆえに安定しないところが出てきたらちょっと上のモデルを使う。斎藤さんのように次の段階に行きたい人に選択肢に入れていただきたいモデルです。i230はかなり上級者向けで、欲しいけれど難しいから使えない一面がありました。でもi240はそこを突き破っているので多くの方に使っていただけると思います。所有欲を満たすカッコいいアイアンで、もっとゴルフを楽しみたい人にはうってつけのモデルです。
斎藤 i240を打って自分だけじゃなく、クラブも成長させないとダメなんだと思いました。そういう意味では、勉強させてもらえるとともに一緒に成長できるクラブだと思いました。それに、高瀬プロと一緒に試打をしたことで、やはりフィッティングをしてもらうのが一番だと改めて思いました。フィッティングでより自分に合ったスペックを突き詰めることで、確実にステップアップできそうな気がします。
やさしいだけでは満足できない。そんなゴルファーも受け入れられるカッコよさを備えた美キャビティ。その上、ゴルフをひとつ上のステップに押し上げてくれるのであれば、向上心のあるゴルファーは手を伸ばさないわけにはいかないのでは?
「i240 アイアン」
番手ラインナップは#3(19度)〜#9(40度)、PW(44.5度)、UW(49.5度)。
7番アイアンのロフトは31.5度。ヘッド素材は431ステンレススチール。
価格(税込)はカーボンが3万4100円、スチール(DG EX TOUR ISSUE以外)3万1900円、DG EX TOUR ISSUEが3万4100円。
「i240 アイアン」公式ページ
https://clubping.jp/product/product2025_i240.html
ピンゴルフの試打・フィッティング情報はこちら。
https://clubping.jp/demodays/
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