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7番アイアンで距離ピッタリ？ 150ヤード先のピンがグリーン手前に切ってある時のマネジメント

7番アイアンで距離ピッタリ？ 150ヤード先のピンがグリーン手前に切ってある時のマネジメント

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/09/11　ゴルフサプリ編集部　もう少しでシングル

ピン位置が手前にある場合に、ピンまでピッタリ打つのと、手前からコロコロのどちらが正解だと思いますか？選択を間違えるとスコアを崩しやすくなります。今回はピン位置が手前の場合の攻略方法を説明させていただきます。

ピン位置が手前の時にはどう攻めるのが最良？

先日、ゴルフ友達とラウンド中にこんな話になりました。ゴルフ友達から「前のミドルホールのセカンドがピンまで残り150ヤードで、ピン位置は手前だった。8番で手前からコロコロと寄せようとしたら、グリーン手前の花道で止まってしまい、アプローチを寄せきれずにボギーだった。7番でピンまでピッタリ打った方が良かったのかな？」と聞かれました。
私は、「ゴルフは手前からが基本だけど、それも状況次第かな。ピン位置が手前にある時は、グリーンセンターに乗せるのが無難だと思う。7番でピンまでキッチリ打ってグリーンセンターが安全な選択。下りのパットは残るけど、その方がパーは取りやすいかな」と答えました。
今度はゴルフ友達から「どんな場合に手前からコロコロを選択するの？」と聞かれました。私は「グリーン手前にハザードがなく、手前からグリーン面までがフラットに近くてボールが転がりやすい場合かな。キャリーが足りなくても転がってグリーンに乗るイメージをしやすいよね」と答えました。

皆さんは、どんな選択を取っていますか？ 150ヤードがグリーンを捉えられるようになると、スコアはかなり変わりそうですよね。それでは、グリーンセンター狙いと花道から転がすメリットとデメリットについてお話しします。

グリーンセンター狙いがセオリーの理由は？

ピンが手前ギリギリに切られている状況は、アマチュアにとってミスが出やすい場面です。セオリーは、グリーンセンター狙いです。手前に外した場合に、花道ならまだOKですが、バンカーやラフに入ってしまうとアプローチが難しくなります。また、ピン位置が手前なのでエッジからピンまでの距離が短く、アプローチを寄せづらいこともあります。一方、センター狙いで奥に少し残っても、グリーン上からのパットであれば大きなダメージにはなりません。

また、シチュエーションによっては転がすよりもグリーンセンター狙いが有効な時もあります。代表的なのが、グリーン手前にバンカーや池がある場合や、砲台グリーンの場合です。グリーン手前にバンカーや池がある場合は、花道狙いで手前からコロコロ作戦を採用しても、多少左右にズレただけで、バンカーや池に入ってしまいます。また、砲台グリーンの場合は、手前から転がそうとしても砲台の傾斜で失速してグリーン手前で止まってしまうことが多くなります。

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花道から転がすメリットと落とし穴とは？

花道が広く、グリーン手前から奥に十分な奥行きがある場合には、グリーン手前からコロコロと転がすことが有効です。手前から転がせば多少のミスがあってもグリーンに乗せやすくなります。さらに、風が強い日やグリーンが硬い場合には、空中戦よりも地面を転がした方がスコアをまとめやすくなります。

グリーン手前からコロコロと転がす場合に注意した方が良いのが、花道からのアプローチです。花道からのアプローチは簡単で寄せて当たり前と思われがちですが、私は結構ミスショットをします。典型的なミスショットは、左足上がりの逆目のライでダフってしまうこと、ダフリを嫌がってトップすることです。花道だから簡単と思うと、インパクトが緩みやすくなります。花道からのアプローチだからと油断することなく、芝目を確認したうえで慎重に対応しましょう！

ピン位置が手前の時は、無理せずグリーンセンター狙いが基本です。手前から転がす選択をする場合には転がしが使える花道かを冷静に判断する必要があります。重要なのはご自身がグリーンオンできる確率が高い方法を選択することです。選択を間違えるとスコアが崩れてしまうので、冷静なマネジメントが求められる場面ですよ！

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル（ペンネーム）
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い？」を運営。