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池越えショットを成功させる3つの約束! たいした距離じゃなのにどうしてミスするの!?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/09/15 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

池越えショットは、多くのアマチュアゴルファーにとって最も緊張する場面のひとつです。普段通りに打てば届く距離でも、水面が視界に入るだけで入れたくないという意識が強くなり、結果的にミスを招くことが少なくありません。今回は池越えショットを成功させる3つの約束を説明させていただきます。

池越えショットが難しい理由は?

先日、ゴルフ友達とラウンド中にこんな話になりました。ゴルフ友達から「さっきの池越えのショートホールはダフって池ポチャした。池越えショットはプレッシャーを感じて、ダフったり、トップしたり、ミスばかり。ティーイングエリアに立つと失敗した記憶がどうしても頭をよぎる。どうしたらミスせずに打てるようになるの?」と聞かれました。

私は「普段なんとも思わない距離でも、池が目に入ると「入れたくない」と思って、無駄にプレッシャーがかかるから、アマチュアゴルファーにとっては難しいよね。失敗した記憶が頭をよぎるのはみんな同じだと思う。ミスせずに打つには、池を気にせずいつも通りに打つだけなんだけどね」と答えました。ゴルフ友達は「池を気にせずいつも通りに打てるなら、いつも池ポチャしていないよ」と笑っていました。

アマチュアゴルファーにとって「池越えショット」は特別な緊張感を生むシチュエーションです。普段は問題なく打てる距離でも、池が目に入ると「入れたくない」という思いが強くなり、力みやスイングの乱れを引き起こします。その結果、トップやダフリといったミスが増え、キャリー不足で池に落ちることも少なくありません。特にアマチュアゴルファーは、飛距離を過信して「このクラブなら届くはず」とギリギリの番手を選びがちですが、実際は思ったほどキャリーが出ず、あと少しのところで池ポチャというケースが多いです。池越えショットの難しさは、テクニックよりも心理的なプレッシャーに左右されやすいことの方が大きいと思います。

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池越えショットを成功させる3つの約束は?

アマチュアゴルファーにとってプレッシャーがかかる池越えショットを成功させる3つの約束を考えてみました。

約束①:余裕を持った番手を選ぶ
池越えで最も大切なのは確実にキャリーで池を超えることです。届くかどうかギリギリの番手を選ぶと、ほんの少しのミスで池ポチャになってしまいます。そこで意識したいのが「常に1番手大きめを持つ」こと。例えば残り150ヤードなら7番アイアンではなく6番を選ぶようにすることです。大きめの番手を持つことで心理的に安心感が生まれ、余計な力みも減ります。また、高さが出にくいクラブで無理をするよりも、ロフトのある番手で確実にキャリーを確保した方が安全です。自分の飛距離をキャリー基準で把握し、状況に応じて余裕を持った番手を選ぶことが、池越えを成功させる第一の約束です。

約束②:ピンではなく安全エリアを狙う
池越えの場面で大事なのは確実に池を越えることです。ピンが池のすぐ先に切られていると、つい真っすぐ狙いたくなりますが、それはリスクの大きい選択です。狙うべきは花道やグリーン中央など、ミスをしても池に入らないエリア。多少グリーン奥にいってしまっても、次のアプローチで寄せる方がはるかに安全です。特にアマチュアは方向性が安定しないため、ピンをダイレクトに狙うよりも安全なゾーンに乗せることを優先しましょう。グリーンに広くスペースがあるサイドや、外してもアプローチしやすい位置を見極めることができれば、池越えの成功率はぐっと高まります。

約束③:普段通りのリズムで振る
池を前にすると、多くのゴルファーが強く振らなければと考え、スイングリズムが速くなりがちです。しかし、それこそが最大の落とし穴。速いリズムはダフリやトップといった大きなミスを招きます。大切なのは普段通りのテンポで振ること。実際、番手を1つ大きくしていれば、力まずにしっかり振るだけで距離は足ります。ティーショットや練習場でのリズムを思い出し、深呼吸をしてから落ち着いてアドレスに入りましょう。また、リズムを意識することで、インパクトも安定し、キャリーも確実に出やすくなります。池越えのショットは特別な一打ではなく、あくまで普段通りのショットと考え、平常心を保ち、いつものリズムでスイングすることが最後の約束です。

池越えショットは、余裕を持った番手選び、安全なターゲット設定、普段通りのリズム、の3つを守るだけで、プレッシャーのかかる場面でも冷静に対応でき、池ポチャのリスクを大幅に減らすことができますよ!

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。

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