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キンクミ、青木香奈子は再来週以降の試合に出られるか? 今週「ミヤギテレビ杯」で2回目のリランキング

2025/09/23 ゴルフサプリ編集部

2025年人気の青木香奈子は50位。今週の成績はいかに(写真/Getty Images)

日本女子ツアーは今週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(26~28日、宮城・利府GC)が開催される。今大会終了時のポイントランキングによってシード権を持たない選手を対象にシーズン2回目の「リランキング」が行われ、再来週の「スタンレーレディスホンダ」以降の優先出場順位が決まる。ボーダーライン付近には大物の名前も見られ、バーディーやボギーひとつが運命の分かれ道になるかもしれず、最後の1打まで気を抜けない戦いになる。

「リランキング」とは

ツアーの各大会の出場選手は資格の異なる一部の試合を除いて基本的に108人、120人といった枠を「前年のポイントランキング50位以内のシード選手」「シードを持たない優勝者」「永久シード選手」「複数年シード保持選手」「主催者推薦」といった順に埋まっていきます。
残りの枠をシーズン序盤は前年末のQT(予選会)のランキングで。
シーズン中に2回ある「リランキング」以降は、シードを持たない選手での獲得ポイントランキング上位から試合に出ることができます。

今シーズン第1回目の「リランキング」は6月の「ニチレイ」で、2回目が今週の「ミヤギテレビ」。
ここでのランキングによってシーズン残りの試合に出られるかどうかの優先順位が決まります(出場資格が異なる「日本女子オープン」「TOTO」「リコー杯」以外の試合)。

23日は「秋分の日」 日照時間とともに出場人数も減る

23日は「秋分の日」。これまでは出場人数が108人、もしくは120人という大会が多かったのに対して、日照時間が短くなるのに伴って、各大会の出場人数枠も減ります。

今回のリランキング以降で108人が出られるのは「スタンレー」と「マスターズGCレディース」だけ。
「富士通」「三菱電機」「伊藤園」「エリエール」の各大会は96人に減ります。

人数減の影響を受けるのがリランキング対象の選手たちです。
何位の選手までが出られたかを昨年の実績で見ると、人数が多い「スタンレー」と「マスターズGC」はそれぞれ41位と40位でしたが、他は27〜33位だったので、概ね30位以内に入りたいところです。

ボーダーラインは30位前後? キンクミ38位 青木加奈子50位

そこで前週終了時のボーダーライン付近の選手を見てみると、28位には4月の「スタジオアリス」で安田祐香に敗れたルーキーの中村心。
32位に吉川桃。38位には金田久美子。
さらに46位に横峯さくら。50位には青木香奈子といった面々がいます。

リランキング予想ボーダーライン前後の選手と獲得ポイント(住友生命Vitality終了時点)

28位 中村心   181.54
29位 森井あやめ 176.18
30位 高木優奈  170.16
31位 小滝水音  157.02
32位 吉川桃   151.36
33位 吉澤柚月  148.64
34位 山路晶   137.35
35位 権藤可恋  120.88
38位 金田久美子  97.10
46位 横峯さくら  66.57
50位 青木香奈子  55.86

今週獲得できるポイント数は

3日間大会の「ミヤギテレビ杯」で獲得できるポイント数は優勝が200ポイントとなっています(優勝した選手は今シーズン残りの試合と来シーズンの出場資格を得て、リランキングからも外れます)。
以下、2位で120ポイント。5位は60ポイント。10位が41ポイントなどとなっています。

安田祐香がツアー初優勝を挙げた昨年大会は悪天候で短縮となりましたが、獲得ポイント数は短縮の場合でも減算されることはなく順位に応じて配分されます。

またタイの順位の場合はポイントを均等割りするので、順位と人数によっては1打で10~20ポイントも違ってくる、ということもあり得ます。

そのため54ホール目をホールアウトするまでは気を抜くことができません。
最後の1メートルのパットが“運命の分かれ道”になるかもしれない…
優勝争いとともに、こちらの視点で大会を見てみるのも面白いかもしれません。

(文/森伊知郎)

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