オノフKUROドライバーが大幅リニューアル! 外ブラに飛距離で真っ向勝負!?
オノフKUROドライバーが9月19日に発売。「今度のKUROは飛ぶ!」との噂の最新モデルの実力は? どんなクラブなの? プロが試打して解説する。
NEWオノフKUROドライバーを試打したのは高橋良明プロ。実は、歴代のオノフKUROドライバーのユーザーでもある。そんな高橋プロの最初のコメントは「いままでのKUROと大きく変わった」というものだった。
どこが変わったのか? 詳しいコメントの前に、これまでのKUROはどんなドライバーだったのかと、最新モデルの特徴を確認しておこう。
オノフがKUROとAKAの2つのシリーズになったのは2015年からだが、それ以前はTYPE-SとTYPE-Dに分かれていて、TYPE-SがKUROにTYPE-DがAKAにシフトした。TYPE-DとTYPE-Sの時からAKAは球のつかまりとやさしさに優れるタイプ、KUROと操作性に優れ叩いて飛ばせるタイプという性格づけがされていた。
ところが、KUROの最新作のキャッチコピーは「直進主義」となっている。最新作のヘッドサイズは460㎤で従来通りだが、ヘッド全体をシャロー化してアドレス時のサイズ感を拡大。慣性モーメントも高めている。さらに、これまでは板状だったフェースをカップフェースに変更し、反発エリアを拡大。フェースにはレーザーミーリングを施し、無駄なスピンの発生を抑えている。
ソール前方にはプレートを装着し、低重心&浅い重心化。また、プレートで剛性を高めることで、ソール前方のパワートレンチのたわみの効果を高めて反発性能を向上させている。
飛距離性能にこだわっていることが、ヘッドの仕様や設計からも見て取れるが実際に飛ぶのかと言うと、
「今までのKUROは操作性が高く、スピンコントロールがしやすいヘッドでした。狙ったところに狙った弾道で打てるから大きなミスは出ない、ただし、スピンが多めなので飛距離は少し犠牲になっていました」
これに対して最新モデルは、「ヘッドの直進性が高く、高初速と低スピンでストレートボールで飛距離が出るドライバーに大きく変身しています。一言でいうと今どきのドライバーのトレンドに即した性格です」
「大慣性モーメント、高初速、低スピンというのは、ここ数年“外ブラ”のドライバーが作って来たトレンドで、これまでは国産ドライバーは飛距離で差を付けられていた感がありましたが、最新のオノフKUROは“外ブラ”ドライバーとガチンコで飛距離を争える性能になっています」
「国産ブランドであり、世界的な釣り具メーカーでもあるので、シャフトのクオリティはピカイチです。純正シャフトでもカスタムシャフトと変わらない振り心地で、日本のゴルファーのパワーにマッチした重量感としなりです。しかも価格も10万円を切っているので、コスパは“外ブラ”に勝っていると思います」
モデルチェンジで飛距離性能を大幅に向上させた、オノフKUROドライバー、一度試打する価値はありそうだ。
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