菅楓華は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で優勝した直後にこんなコメントをしていた。

「今週はドライバーの調子がとても良かったです。しっかりとフェアウェイをキープできました」

菅楓華が使っているドライバーは『スリクソンZXiシリーズ』の中で最もハードな『TR』。他の3モデルは460㎤だが、『ZXi TR』は450㎤。『ZXi LS』よりもさらに重心距離が短く設計されている。ダンロップのドライバーを使っている女子プロのほとんどは『ZXi5』『ZXi7』もしくは『ゼクシオシリーズ』。『ZXi TR』を使っている選手は珍しい。しかも、ロフトは9度。ヘッドのスペックとしては男子プロよりもハードだ。

小学校1年生からゼクシオユーザー

フェアウェイウッドは3番ウッドのみ。女子プロだと3番ウッド、5番ウッドの2本にしている選手が多く、7番ウッドや9番ウッドを入れている選手も珍しくない。菅も練習日には5番ウッドを入れている試合もあるが、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では5番ウッドを抜いていた。

ユーティリティは19度、22度、25度の3本。アイアンは『ZXi5』を6番アイアンからPWまで揃えている。ウェッジは48度、54度、58度の3本。このウェッジも普通の『RTZ』ではなくて、ノーメッキタイプの『RTZ ツアーラック』というこだわり。

パターは『オデッセイ TRI-BEAM ♯1』。ヘッド形状はオデッセイで最もシンプルなブレード型。今年の女子ツアーではオデッセイのパターが今季15勝挙げているが、8割以上の優勝者はマレット型パターを使っており、ブレード型は少数派。

2023年のプロテストに合格してからダンロップとクラブ契約を結んだ菅楓華だが、6歳でゴルフをはじめたときからダンロップのクラブを使っていた。そのきっかけは小学1年生の誕生日にゼクシオのドライバー、フェアウェイウッドなど4本のクラブを買ってもらったことだった。

今季は開幕戦から2試合連続で2位になるなど、26試合中12試合でトップ10に入る活躍を見せており、終盤戦に向けてさらなる飛躍が期待できる。