「S2S TRI-HOT」はピン型とマレット、両方の長所がミックスされている(石川遼)
コース入りして真っ先に「S2S TRI-HOT(スクエア2スクエア トライホット)」をテスト。「ホワイトホットOG#7CS」と交互に時間をかけて打ち比べた石川遼はすぐさま感想をツアーレップにフィードバックしていた。その際の忖度なしのコメントがこちらだ。
「S2S TRI-HOT」の特色の一つがトルクレス(トゥアップ)でありながらシャフトのオフセットの度合いが小さいところ。ぱっと見はほとんどノーマルのセンターシャフトなのでアドレス時の違和感がないそうだ。
「あと1度右から入っていればベストですが、ブレードの黒い部分だけ見ればぼくの大好きなピン型センターシャフトとほぼ同じようにかまえられます」(石川)
振り感も見た目に近く、ピンタイプに慣れたプレーヤーにもフィットする。
「大型ヘッドの難点は速く振るほどフェースが遅れることですが、このパターは後ろが軽いのでちょっと速めに振ってもヘッドがついてきてくれて、ダウンスイングでフェースが開きにくくなっています。とくに上りのロングパットなど速めのストロークでしっかり打ちたいときにもダウンスイングの一瞬のブレは小さいです。振り感もピン型センターシャフトに近くて、インパクトでパチンと打つL字マレットとゆっくり振れるツノタイプの中間くらい。いままでピンタイプしか合わなかったプレーヤーでもマレットのやさしさを感じながら使えると思います」(石川)
「S2S TRI-HOT」のもう一つの特色である2層構造のAiデュアルインサートは、距離感の出しやすさとミスヒットに対する強さを両立しているという。
「手に伝わってくる打感はホワイト・ホットよりも少ししっかりしていて、ボディの複合構造のせいか高い音がします。ぼくは音で距離感を出したいタイプなので、ボールがだんだん柔らかくなってきている中、『S2S TRI-HOT』のようにしっかり音が聞こえるパターはすごくありがたいですね。また、調子が悪くなると芯より上に当たりやすくなりますが、『S2S TRI-HOT』はフェースが分厚くてそもそもフェースの上に当たりにくくなっています。逆にフェースの下の方、歯に打っても転がりが安定しています」(石川)
ボールが地面にピッタリくっつきます!(河本力)
河本力は「S2S TRI-HOT」の打ち出し直後の滑らかな転がりとミスに対する寛容性に舌を巻いた。
「地面に吸いつくようにボールが転がってまったく跳ねていないように見えます。ストローク中は何も起こらずヘッドがすっと前に出る感じ。ミスパットにも非常に強くてアマチュアにはすごくオススメできます。プロが使ってもやさしいし、試合でも使ってみたいパターです」
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河本力
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出利葉太一郎
出利葉太一郎はAiデュアルインサートの打感と転がりのよさを気に入り、追加モデルを熱望している。
「ぼくはこのフェースの溝が凄く好きですね。打感はホワイト・ホットに近いけれど、転がりがもっとよくなっています。トルクレスでストローク自体も安定するのでボールの直進性がすごくよく、距離感も合います。グリーン上ですごく見やすい赤のカラーリングもいいですね。自分の好きな形を出してくれたら使うと思います」
「S2S TRI-HOT #7」
「S2S TRI-HOT ロッシー」
「S2S TRI-HOT ジェイルバード」
「S2S TRI-HOT ジェイルバード クルーガー」
「S2S TRI-HOT」が“真打ち”と断言できる理由その1
<上下左右の打点ブレに強いAiデュアルフェース>
硬度の異なる(外軟内硬)ウレタン樹脂の2層構造を採用したAiデュアルフェース。それぞれの厚みを打点によって変化させることでオフセンターヒットでも均一なボール初速を実現。さらに、フェース表面に配置された歯が下向きの溝によりフェース下部でヒットしても打ち出し直後から順回転がかかりやすく、打点がブレてもスムース転がりと直進安定を実現している。
「S2S TRI-HOT」が真打ちと断言できる理由その2
<トルクレスなのに違和感なく構えられる>
トルクレスを実現するためにはシャフトをヘッドの重心に差さなければいけない。このため一般的なトルクレスパターはシャフトがフェースよりも後方にオフセットされ、ヘッドに対して斜めに入っている。「S2S TRI-HOT」はハンドファーストの構えに違和感のあるプレーヤーの使いづらさを解消するべく比重の重いタングステンと軽いアルミの複合構造を採用。ブレード並みの浅重心設計によりほぼオンセットなシャフトホーゼル位置を実現している。




