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スピン量マシマシ! キャロウェイの「オーパス SP ウェッジ」なら寄せワン成功率を上げてくれる!

気になるギア|キャロウェイ「オーパス SP ウェッジ」

2025/11/20 ゴルフサプリ編集部

キャロウェイ OPUS SP

新製品はもちろん、ツアーでプロが使って話題のものや、ゴルフショップで売れ行き好調など、気になるギアを実際に試して、その使い心地を素材や設計の特徴とともに紹介。

取材・文/大塚賢二 撮影/相田克己 協力/サザンヤードCC(茨城県)
GOLF TODAY本誌 No.641 88ページより

スピンマシマシの二代目登場
キャロウェイ OPUS SP

極上の形状、打感、スピンを超えることを目指した二代目

初代「オーパス」の発売は2024年9月、プロとともにテストを重ね、作り上げた極上の形状、打感、スピン性能で多くのゴルファーを魅了してきた。あれから1年、さらにスピン性能を高めた二代目「オーパスSP」が発売された。

高い評価を得ていた、形状、打感は、継承しながら、2つの新構造「SPIN POCKET」と「SPIN GEN2・0フェース」を搭載することで、極上のさらに上を行くスピン性能が与えられているという。また、「オーパスSP」には「Xグラインド」が追加され、グラインドバリエーションも4種から5種に拡充されている。

形状、打感、スピン性能ともに、極上であると評価を受けていた初代を超える性能が1年で達成されているのか?

「オーパスSP」の試打テストを行い、その実力を検証した。同時に5つのグラインドの違いも検証した。

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キャロウェイ OPUS SP

●ヘッド素材/フェース:S25C、本体:S20C
●シャフト/N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(S)、ダイナミックゴールド(S200)
●価格(1本)/3万800円

  • キャロウェイ OPUS SP

    フェースに鍛造S25C、本体に鍛造S20Cを使用した2ピース構造。本体下部に空間を設け、この部分の重量を軽減し高重心化することでスピン性能を高める構造。

  • キャロウェイ OPUS SP

    ルールの範囲内でエッジを鋭くする設計の溝は壁面の角度を変更した「17Vグルーブ」と摩擦力を高める「ディープフェーサーレーザー」の組み合わせが「SPIN GEN 2.0フェース」。

  • キャロウェイ OPUS SP

    多くのプロトタイプの中から、ツアープレーヤーのテストと意見をもとに作り上げられた「シェイプ6」と呼ばれる形状は、初代「オーパス」から継承。

  • 高橋良明

オーパス試打評価|食いつき感が向上しスピン量が増した

「オーパスSP」のヘッド形状は、前作である「オーパス」のそれを引き継いでいます。リーディングエッジに少し丸みを持たせた「ティアドロップ形状」でフェースを開いても構えやすく、硬いライや芝に沈んだボールを拾い上げやすい形状です。打感も「オーパス」同様にソフトですが、「オーパスSP」は球の食いつき感が増したぶん、よりソフトに感じます。

最も違いを感じたのはスピンが掛かりやすくなったことです。元々「オーパス」が高いスピン性能を持っていたので30ヤードを超える距離では差を感じませんが、20ヤードより短い距離では「オーパスSP」の方が食いつき感が増しているので、球の打ち出し角が低めに安定して、スピン量が増えます。

グラインドのバリエーションも増えたので入射角と使用場面に合ったモデルを選べば、簡単にスピンが効いた球を打てるはずです。

5つのグラインドを試打で解説

バウンスの効きを抑えたテクニシャン向けの削り|Tグラインド

キャロウェイ OPUS SP

設定ロフト:58、60度

削りが多く、しかもローバウンスなので最もバウンスの効きが抑えられたタイプです。どんなライでもフェースを開いて使いやすく、浅い入射角で球を乗せて運ぶような打ち方にマッチします。

適度なバウンスの効きと開きやすさを備えた削り|Cグラインド

キャロウェイ OPUS SP

設定ロフト:56、58、60度

Tグラインドに似た削りですが、バウンス角が増えるぶん、フェースを開いた時に少しバウンスの効果が得られます。とは言え、バウンスの効きは控えめなので、浅い入射角にマッチします。

チャックリしにくくバンカーにも適した削り|Wグラインド

キャロウェイ OPUS SP

設定ロフト: 50、54、56、58、60度

どこかを削り落とすのではなく、ソール全体にラウンドを付けたワイドソールタイプです。刺さりにくいので入射角が急な人がチャックリしにくいタイプです。入射角を問わずバンカー用にも合います。

スクエアな構えとダウンブローに合う削り|Sグラインド

キャロウェイ OPUS SP

設定ロフト:48、50、54、 56、58、60度

トレーリング側を少し削ったタイプです。バウンスの効きは持たせながら、ソール全体のラウンドで、跳ねにくさを持たせています。急な入射角でフェースをあまり開かずに打ちやすいタイプです。

急な入射角にマッチする操作性の高い削り|Xグラインド

キャロウェイ OPUS SP

設定ロフト:54、56、58、60度

トゥからトレーリングエッジを削り、ヒールも少し削られています。フェースの開きやすさとバウンスの効きを備えたタイプです。バウンス角は大きいので入射角が大きい人に合うタイプです。


高橋良明

高橋良明
(たかはし よしあき)1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンを行っている。サザンヤードCC所属。