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トップが出る時はボールを右足寄りに置いてみて！原因と応急処置

トップが出る時はボールを右足寄りに置いてみて！原因と応急処置

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/10/06　ゴルフサプリ編集部　もう少しでシングル

ラウンド中、突然トップが止まらなくなり大崩れ…そんな経験はありませんか？　トップは原因を知れば応急処置が可能です。今回はラウンド中にトップが連発する原因と、その応急処置を説明させていただきます。

突然トップが出始めた時の修正方法は？

先日、こんな話になりました。ゴルフ友達から「前回のラウンドで突然トップが出始めてパニックになり、そのままラウンドが終わってしまった。トップが出始めた時にスイングのどこに注意したら修正できるの？」と聞かれました。
私は「ラウンド中にスイングを修正しようとすると、どんどんおかしくなってしまうリスクがある。それよりは応急処置で乗り切った方が良いと思うよ」と答えました。ゴルフ友達は「そもそもトップが連発する原因は何？」とさらに聞いてきました。私は「前傾姿勢の起き上がり、すくい打ち、体重が右足に残る、の3つが主な原因と言われている」と答えました。

みなさんはラウンド中にトップが止まらなくなったことはありませんか？　トップだけでなく、シャンクもラウンド中に一度出始めるとなかなか止まらないですよね。そんな時はスイングを修正しようとするのではなく、一旦応急処置で乗り切るのがオススメです。

ラウンド中に突然トップが連発する原因は？

ラウンド中に順調だったのに、突然トップが止まらなくなる。多くのアマチュアゴルファーが一度は経験するシーンです。その原因を整理すると、大きく3つに絞られます。まずは前傾姿勢の起き上がりです。インパクト直前に腰や頭が浮き、体が伸び上がるとクラブがボールの赤道より上に当たり、トップになってしまいます。
次にすくい打ちです。ボールを上げたい意識から手首をこねたり、クラブを下からあおるように振ると、ヘッドが最下点を過ぎて上昇中にボールに当たりトップになります。
そして体重が右足に残ることも大きな要因です。バックスイングからダウンにかけて体重が左に移らず右に残ると、すくい打ちと同じ状況になり、ヘッドが最下点を過ぎて上昇中にボールに当たるためトップになります。特に傾斜地や疲れが出てくるラウンドの後半は、これらの動きが出やすくなります。

ラウンド中の応急処置は？

トップが続くと焦りからさらに力みが強まり、ミスの連鎖が止まらなくなります。そんな時は前傾をキープする意識を最優先にしてください。アドレスで背中を丸めるようにして、その姿勢をフィニッシュまで保つイメージを強く持ちましょう。
次に、力を抜いて芝をこする素振りを数回入れるのも効果的です。ボールを打たずに、クラブが芝をスッとこする感触と音を確認すると、自然に入射角が安定してきます。また、応急処置として有効なのがボール位置を少し右寄りに置く方法です。トップが出るときはインパクトが遅れてボールの上を叩いているケースが多いので、ほんの1〜2センチ右に寄せるだけで改善することがあります。
さらに、アプローチでトップが続くなら転がしで十分と割り切るのも大切です。無理に上げようとする意識を捨ててシンプルな動作に戻せば、焦りも和らぎ次のショットに立て直しやすくなります。

トップは前傾姿勢の起き上がり、すくい打ち、体重が右足に残ることが大きな原因です。ラウンド中にスイング自体を修正するのはなかなか難しいです。ラウンド中でも前傾を意識したり、素振りでリズムを整えたり、ボール位置を調整することで、トップの連発の頻度を改善できると思いますよ。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル（ペンネーム）
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い？」を運営。