原英莉花は昨シーズンの平均250ヤードから30ヤードアップ!?

女子ゴルフ界屈指の人気者が逞しくなって帰ってきました。

原は先週はカリフォルニア州でエプソンツアーの最終戦に出場。前日(8日)に帰国すると、この日は昼ごろに会場入りしてドライビングレンジなどで調整した後、メディアに対応しました。

日米をまたいでの2週連続出場にも「疲れはないです」と笑顔。その逞しさは今シーズンのスタッツに表れています。

本人が言うには「飛距離が30ヤードぐらい伸びました」とのことです。

スタッツを見ると、去年の日本ツアーでの平均飛距離は250.20ヤードでした。今年のエプソンツアーは257.35ヤード。数字の違いは7ヤードほどですが「腰の手術の影響もあって235ヤードぐらいまで落ちてしまっていたキャリーが伸びました」(原)とのことです。

これは1年前ぐらいにアメリカに挑戦する、と決めて以来アメリカでのシーズン中にもハードに行っている瞬発系のトレーニングの成果だそうです。

恵まれない環境にも関わらず、平均スコアは唯一の60台! バーディー率もトップ!!

日本のトーナメントでは毎週各メーカーの担当者がいて、その場でクラブ調整などの対応をしてくれます。

LPGAツアーの2部に相当するエプソンツアーではそんなわけにはいかず、シーズン中に日本からクラブを送ってもらったのはわずか2~3回だけでした。

そんな環境でもエプソンツアーのポイントランキングでは5位となり来年LPGAツアーの出場資格(カテゴリー9)を獲得しました。

これは、いわば準シードともいえるLPGAツアーの年間ポイントランキング81~100位(カテゴリー11)や、Qシリーズ25位以内(カテゴリー15)より上位なので、立派な成績です。

今シーズンのエプソンツアーでの平均スコアは全選手で唯一の60台(69.91)でした。

さらにバーディよりいいスコアの確率とボギー回避率でも堂々のトップ といったスタッツを引っさげて臨む今大会の目標を聞かれると「優勝です」と2023年の「日本女子オープン」以来となる通算6勝目を堂々と挙げました。

ホンダ所属 凱旋出場ホステスプロの岩井姉妹の目標は?

またホンダ所属で「ホステスプロ」の立場である岩井姉妹は明愛、千怜ともにLPGAツアーで優勝してからは初の日本での試合となります。

姉の明愛は「やっぱり上位で戦いたいという気持は強いです。楽しんで、アグレッシブなプレーができたらいなと思います」。
双子の妹、千怜も「やっぱり優勝したいという気持は強いですね」と活躍を誓いました。

今大会での最高成績は明愛が10位(2023年)。千怜は28位(2022年)ですが、共にアメリカでの優勝を経験して成長した姿を、どのような形で見せてくれるかが楽しみです。

古江彩佳、渋野日向子も参戦

今大会には古江彩佳と渋野日向子も参戦します。
古江は過去3回出場で順位は5、12、7位。
渋野は2021年に優勝し、その前の2019年も6位とコースト相性のいいメジャー制覇経験者がどんなゴルフをするのか。
今シーズン最も豪華なメンバーともいえる3日間の戦いが始まります。

(取材・文/森伊知郎)