フォーティーン「TB-3 フォージド」アイアンはゴルフ歴3年、90を切りたいスライサーにもぴったり?
苦手のロング番手も「TB-3フォージド」なら楽に真っすぐ飛ばせる!【Re:フォーティーン】【PR】
令和の試打職人・石井良介が「軟鉄鍛造アイアンでトップクラスのやさしさ」と評価した『TB-3フォージド』はどれだけアマチュアの力になってくれるのか? 平均スコア100“ド真ん中のアベレージゴルファー”が“人生初”のアイアンフィッティングを体験した。
難しすぎるアイアンがミスを助長している
ゴルフを始めて3年目の大村一貴さん。アイアンで球が右にも左にも曲がるため、スコアも95から105の間を行ったり来たり。目下の課題である90切りをクリアするために「14Field馬車道」にやって来た。
フィッティングは持参したマイクラブの弾道測定からスタート。自己申告通り左右のミスが交互に出るのに加え、飛距離もヘッドスピードの割に物足りない。弾道測定器「GC4」による解析で根本的な原因はアウトサイドイン軌道にあることが判明。フェースが開いて当たるのでプルスライスが多く、たまたま閉じて当たったときには引っかけが出る。一方、知人から譲り受けたハーフキャビティアイアンはミスに対して敏感、かつ120グラムのスチールシャフトが振り遅れを助長している。クラブを替えるだけでもミスの幅はかなり抑えられるというのがフィッターの長谷川氏の見立てである。
振りやすい『TB-5フォージド』でストレートボールを連発!
ミスの傾向と原因がつかめたところでいよいよフィッティング本番。最初にテストしたのは『TB-5フォージド』の7番。純正の軽量スチール「FS-90i」がマイクラブの「AMTツアーホワイト」よりも30グラムほど軽いため1球目こそタイミングが合わず大きくスライスしたが、2、3球目はほぼストレートのナイスショットを連発。おまけに初速が2m/sアップしてキャリーが平均10ヤードも伸びた。
「ぱっと見、形がシャープで難しいアイアンなのかなと思いましたが、構えてみるとボールを包み込んでくれるみたいで安心感があります。クラブが軽くなったせいか気持ちよく振り切れました」と大村さん。フォーティーンのクラブを打つのは初めてというがたった3球ですっかり気に入った様子だった。
「振り抜きがよくなったことでヘッドが走って球がしっかりつかまるようになりましたね。ロフトがマイクラブより3度立っていますが打ち出し角と最高到達点はほぼ同じです。スピン量も7番で5000回転を超えているので十分。グリーンをねらって止められる球になりました」と長谷川氏も太鼓判を押してくれた。
『TB-3フォージド』は『TB-5フォージド』よりもさらに球がつかまる
その次に試した『TB-3フォージド』は、ド真ん中をねらった『TB-5フォージド』よりもさらにやさしい軟鉄鍛造アイアンだ。
「一回りくらい大きく見えるし、グースも強めなのでさらに安心感があります。持っただけでヘッドが軽く感じられ振りやすそうですね」(大村さん)
先ほどと同じく3球続けて打ってみると、大村さんが受けた第一印象のまま球が一段とつかまってスライスはほぼ解消。逆に目標より左に球が集まるようになった。
「キャリーも出ているしデータとしては悪くありません。ただ、大村さんくらいヘッドスピード(43m/s前後)があると振れてきたときに『TB-3フォージド』はつかまりすぎる傾向が出てきます。ショート番手でターゲットをねらいやすいのは『TB-5フォージド』だと思います」(長谷川氏)
キャリーの出る『TB-3フォージド』と真っすぐ打てる『TB-5フォージド』の最強コンボ
では、大村さんがもっとも苦手とするロング番手はどうなのか。今度は番手を5番に持ち替えてマイクラブ、『TB-5フォージド』、『TB-3フォージド』を打ち比べてみた。その結果は、マイクラブほどではないものの『TB-5フォージド』は球が左右にバラついて、7番とキャリーの差が出なかった。これに対して『TB-3フォージド』は球筋と飛距離が揃い、しっかりキャリーも出た。60分弱のフィッティングを終えて長谷川氏がオススメしてくれたのは5、6番が『TB-3フォージド』、7番以下は『TB-5フォージド』のコンボセット。
「別のモデルを組み合わせるなんて考えもしませんでしたが、『TB-3フォージド』と『TB-5フォージド』なら見た目も振り心地もまったく違和感がないのでアリだと思います」(大村さん)
念願の80台達成はもう間近だ。
上の表は5番の弾道解析結果。マイクラブ(上)はミスの度合いがさらに大きい。『TB-5フォージド』(中)は曲がりが小さくなったがキャリーが出ない。『TB-3フォージド』(下)は1球目で番手通りの距離が出た。