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「日本オープン」ボール使用率No.1に「プロV1シリーズ」が輝く

2025/10/21 ゴルフサプリ編集部

先週行われた「日本オープン」は優勝スコアが3アンダー。4日間トータルをアンダーパーで回れた選手はわずか9名にとどまった。ナショナルオープンにふさわしく最高難度に仕上げられた日光CCに選手達はどんなボールで挑んだのか?

タイトリストの「プロV1シリーズ」を出場120名中70名が使用

国内の男女トップツアーでは試合ごとに専門業者によるギア使用率調査が行われている。毎日更新、数あるゴルフサプリの記事の中でもツアープロのギアネタはアクセスが多く、アマチュアのギア選びの指標となっていることがうかがえる。しかし、プロの使用率の推移にことさら関心を寄せているのはギアメーカーだ。各メーカーの各部署は自社ブランドやライバル社の動向を毎試合注視しているが、数ある試合の中でも「日本オープン」は特別な位置付けだという。

今年の「日本オープン」の舞台となった日光CCは大谷川の河川敷に広がるクラシカルな林間コースだ。バンカーが少なく池やクリークもないため一見攻めやすそう。だが、そこに井上誠一の仕掛けた巧妙な罠がある。コースはフラットに見えるが、実は川上から川下にかけてゆるやかな傾斜があり、上りのホールと下りのホールが交互に現れ、さらに目印となるバンカーが意図的に減らされているためプレーヤーは距離感を狂わされる。また、グリーンはコンパクトかつアンジュレーションが難解。通常営業でもコースレートは74.8だが、長い野芝のラフや短く硬いグリーンなど「日本オープン」仕様によりレートは76.1に跳ね上がった。

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このコースで選手が問われるのはショット力、知力、体力などの総合力だ。そして同じく選手が使用するギアにもトータルパフォーマンスが求められる。ギアの場合はコースに合わせた調整やセッティングの組み替えも可能だが、ボールの場合は1番のティーショットから18番のカップインまで同一球を使わなければならない。ドライバーの飛距離、アイアンの弾道、アプローチスピン、パッティングのフィーリングまですべてにおいて満足できるボールが必要とされる。

そんな今年の「日本オープン」でもっとも多くの選手に選ばれたボールがタイトリストの「プロV1シリーズ」である。出場120名中70名が使用、使用率は58.3%でほぼ6割に達する。2位メーカーの22名、18.3%と比較すればその支持率は圧倒的といって差し支えない。「日本オープン」という最高の舞台で「プロV1シリーズ」がこれだけ多くの選手に選ばれたことは優れた性能と高い信頼性の証明である。ちなみに「プロV1シリーズ」の中での内訳は「プロV1」が25名(1モデルで2位メーカーを上回っている!)、「プロV1x」が43名、「V1xプロレフトダッシュ」2名となっている。打感、弾道、スピンなど好みやプレースタイルに応じて選べるところも「プロV1シリーズ」の強みだ。

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