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グリップのお手入れしてる? スコアがよくなる交換のタイミングと注意点

【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

2025/11/02 ゴルフサプリ編集部

みなさん、ご自身のクラブのグリップ交換はいつどういったタイミングでやっていますか?
また、グリップのお手入れをしていますか?

ゴルフクラブと人との唯一の接点である、グリップの選び方などはこれまでもやってきましたが、傷んだ時や、種類を変える時のタイミングや注意点を書いてみたいと思います。

まず、グリップが痛んできた場合にどのくらいの間隔で交換していったらよいか?からいきましょう。
僕は、グリップのことを車のオイル交換に例えることがあります。車も定期的にオイル交換をされますよね?
いろいろなオイルがあるので、すべてではないですが、例えば、5000㎞毎とか、半年に一回とか、オイルの耐久性や乗り方によってそのタイミングはそれぞれですが、車を乗り続けている限り、しない方はいらっしゃらないでしょう。
これと同じように、ゴルフクラブのグリップも、ラウンドや練習で打った回数や、数か月経ったらという感じで変えていくのが良いでしょう。

まずは、その理由から書いていきます

へこむまで使っていませんよね?

ショットをすると、力強く握っていますので、グリップに圧がかかっています。そしてショットのたびに、グリップと手の間で摩耗していきます。
親指のところだけへこんでいるグリップなどを見たことないでしょうか? そうなんです。グリップというのはそうやって摩耗して減っていくものだと考えてください。
摩耗してある程度の期間は自分の握り方にフィットしていって、心地よく握れるようにはなりますが、その期間を過ぎますと、グリップ自体の形も変わってきたりして握り心地は悪くなっていくでしょう。
握り心地が変わる=クラブをコントロールしにくくなる、ということにもなりますので、グリップは定期的に変えていくのがよい、となるわけです。
できれば、フィーリングが悪くなる前に、交換することをオススメします。

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この頻度はどのくらいが良いかというと、それはグリップの素材や硬さなどでも変ってきますし、上述しましたように握り方やまた、使用頻度でも変わってくるでしょう。

特に最近では、ゴム製だけではなく、樹脂素材のものや、硬度の違うものもたくさんありますので、一概には言えませんが、ご自身の感覚で、表面が擦れてきたな~と思ったら、早めに交換しましょう。

また、これも素材によって変わるのですが、ゴム製や樹脂製でも、時間が経つと必ず硬化してくると考えても良いでしょう。
そうなると、やはり同様に、握り心地は変わってしまい、握りにくくなってきます。
下手をすると、表面がつるつるになってきて、雨の日などでは滑りやすくなってしまいます。
これは、もちろん、グリップの種類で違うのですが、そうならないためにも最低でも1年に1度くらいは変えた方が良いと考えています。

なぜ、ここまでグリップにこだわってほしいかというと、グリップ性能が落ちてしまうと、クラブの本来の性能や打ちやすさが損なわれてしまうからです。
大げさではなく、グリップが変わっただけで、違うクラブになったかと思うくらいに打ちやすさの変化があります
グリップはクラブ性能を維持するための必需品と考えていただき、頻度よく、定期的に交換をしていきましょう!

よく言われることがあるのですが、新品のグリップに替えた時に、なんでもっと早く変えなかったんだろう? という感じで、新品のグリップの握り心地の良さに気づく方が少なくないです。

だからといって、毎ラウンドのように、頻繁に変えなくてはいけないというものではなく、やはり、グリップにもなじむという時間が必要ですから、新しくなって心地よいフィーリングになったとしても、慣れるためには少し練習をしてからコースにもっていくことをオススメしますし、毎ラウンドのように変えていくのは、コストも時間も要するのでオススメは致しません。

ドライバーだけ交換するのはアリ?

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