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スリクソン「Z-STAR XV」 ツアープロが風に強い球を選ぶ理由

「XVひと筋」の”塚田よおすけ”が「ダンロップフェニックス」で9年ぶり優勝!

2025/11/28 ゴルフサプリ編集部

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「ダンロップフェニックストーナメント」の舞台であるフェニックスカントリークラブ(宮崎県)に限らず風の強いコースでは、選手たちが距離感や狙い所、どんな弾道を打つかで悩まされることがある。
そんな時、頼りになるのが風に負けない強い球質を特徴として持つスリクソン「Z-STAR XV」だ。
写真/相田克己、岩本芳弘

スリクソン「Z-STAR XV」なら風の中でも飛距離を諦めなくていい

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ボール選びにおいて、松山英樹が最もこだわっているのが『パターでヒットした時の音』、というのは有名な話ではないだろうか。しかし、もちろん『音』だけで使用を決めるわけではない。アプローチでの打感やスピン量、ショット時の感触、飛距離、スピン量など、複数のチェックポイントが存在する。

そんな松山英樹が使用するボールが、スリクソン「Z-STAR XV」(以下、XV)だが、「XV」最大の特徴は、優れた飛距離性能である。「Z-STAR」シリーズには「XV」のほかに「Z-STAR」「Z-STAR ♢(ダイヤモンド)」の2モデルがあるが、この中で最も飛ぶのは「XV」だ。

そんな「XV」が”風に強いボール”として知られていることをご存知だろうか。
松山英樹のアイアンショットがまったく曲がらないことを不思議に思ったブルックス・ケプカが『秘密はボールにあるんじゃないか?』と考え、それがきっかけで「XV」を使い始めたという話もあるくらいだ。

先週行われた「ダンロップフェニックストーナメント」も、強いフォローやアゲンスト、横風がコース攻略を難しくさせることがある大会だ。
優勝したのは、今季から登録名を本名の陽亮(ようすけ)から「よおすけ」に改名した塚田よおすけ。使っていたボールは「XV」だ。

「僕はXVひと筋」スリクソンとともにつかんだ9年ぶりの優勝

初日は3アンダーの4位タイというまずまずの滑り出し。2日目には、4バーディ、ノーボギーさらにスコアを4つ伸ばして、生源寺龍憲と並んでトータル7アンダーの首位タイに。3日目を終えて「淡々と良いゴルフができている」と話した塚田は、この日も5つのバーディを奪ってスコアを3つ伸ばして通算10アンダー。2位に2打差をつけて、単独首位に立った。

そうして迎えた最終日。塚田は4バーディ、1ボギーの67をマーク。2位に5打差を付けて、通算13アンダーで逃げ切り、2016年の「ツアー選手権」以来の9年171日ぶりとなるツアー2勝目を飾った。

塚田とスリクソンブランドとの付き合いは長く、2001年にダンロップとの用具契約を結んで以来、24年間も続いている。塚田のプロゴルファー人生は、まさにスリクソンとともにあった。それだけに、ホストプロとして臨んだ「ダンロップフェニックス」でのツアー2勝目は、塚田にとって特に意味のある優勝になったのは言うまでもない。

その塚田が愛用するボールが「XV」だ。「初代からXVひと筋です」と言うほど気に入っており、初めて打った時に、ドライバーでもアイアンでも、インパクトでよくつぶれて、飛び出していく感じの打感の良さが「使いたい」と思った決め手だったという。

そして、風に対する強さも、「XV」を使い続けている大きな理由だ。アゲンストや横からの風に強く、「飛距離の計算がしやすいだけでなく、曲がり幅をあまり考えなくてもいい」と話している。

「ダンロップフェニックストーナメント」では、4日間を通してショットは”キレキレ”だった塚田。お気に入りの「XV」とともに、今季最終戦であり国内メジャー大会である「日本シリーズ JTカップ」でのツアー3勝目、メジャー制覇に期待したい。

「XVなら風を気にせず打っていけます」(中野麟太郎)

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11月11日にプロ宣言をし、「三井住友VISA太平洋マスターズ」でプロデビュー戦を飾り、結果は49位タイだったものの見事に予選を通過した中野麟太郎(早稲田大学在籍中・太平洋クラブ所属)。「ドライバーの飛距離は、自分の武器だと思っています」というだけあり、この大会の部門別・ドライビングディスタンスは309.26ヤードで10位にランクインした。

そんな中野が現在使っているボールは「XV」。なぜこのボールを選んだのか理由を聞いた。

「高校1、2年生の頃はアイアンショットでスピンが入るから良いな、と思ってZ-STARを使っていました。ただ、もともと人よりもスピンが多く入るタイプなので、ドライバーのスピン量は少し多いかなとは思っていました。高校3年生になると、そのスピン量が3000rpmくらいになってしまったので、XVに変えることにしたんです。
XVを選んだ理由は、飛距離とスピン量です。Z-STAR、XV、ダイヤモンドという3つのボールの中で、明らかに飛ぶ性能を持っているのがXVですから、それが一番の理由です。今、ドライバーのスピン量は2800rpm前後を安定して出せています」(中野)

では、フェニックスカントリークラブのような風があるコースではどうなのだろう。「XV」は本来の飛距離性能を発揮してくれるのだろうか。

「風には強いです。素晴らしいですよ。風を気にせず打っていけるイメージがあります。飛距離が落ちるイメージはないですね」(中野)

中野のヘッドスピードはドライバーで52、3m/sで、キャリーは290ヤードを超える。トータル飛距離が300ヤードを超えるのは”通常運転”だ。

「ドライバーは好きなクラブですし、自分にとっての強みだと思っています。当然、技術的にまだまだのところはありますが、飛距離のわりには曲がらないと思います。真っすぐ遠くへ飛ばすっていうのは、自分のゴルフでは求めているところです。だから、前に行こうとする力の強いXVは、自分にピッタリなボールです」(中野)

「ダンロップフェニックストーナメント」では惜しくも予選通過は叶わなかったが、今後が楽しみな選手であることに変わりはない。プロ1年目は、まず日本男子ツアーで戦えるのを楽しみにしているという中野だが、ゆくゆくは「PGAツアーに参戦できるようになって、先輩方の背中を追いたいです。そのためにも、強く真っすぐ飛ぶドライバーショットをより磨かなければいけないと考えています」(中野)

近い将来、松山英樹や塚田よおすけのように、「XV」とともに活躍する姿を見せてもらいたい。

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