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クリーブランドゴルフ「CBZ」ウェッジの実戦力がすごい! 圧倒的スピン性能と万能ソールを検証

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2025/12/05 ゴルフサプリ編集部

優れた寛容性で旋風を巻き起こしたクリーブランドのキャビティバックウェッジ「CVX 2 ZIPCORE」。今回紹介するのはそれをさらにパワーアップさせたニューウェッジ「CBZ」だ。ゴルフクラブ専用に独自開発した新素材合金「Z-ALLOY」や強烈なスピンを生み出す高精度設計の溝「ULTIZIP」などを新規に採用し、寛容性はそのままに、心地よい打感、ハイレベルなスピンコントロールなど上級者をもウナらせる性能を備えているという。それでは早速打ってみよう、ということでウェッジに造詣の深いプロゴルファー・QPさんこと関雅史が勇躍コースに持ち込んだ。

どんな状況からもやさしくアプローチできるロフト別ソール設計

「CBZ」のロフトは46~58度。2度ピッチで7つのバリエーションがあり、ロフト別に以下のようにソールのパターンを変えている。

※「CBZ」公式ホームページはこちらをクリック。

QPさんがまず打ったのは48度(Vソール)。ピンまで115ヤードのフェアウェイからだ。

「フルショットしましたが、打って即感じたのは、とにかく楽で真っすぐしか飛ばないこと。オートマチック感がハンパないです。ロウロフトのウェッジでこれだけ慣性モーメントが高いモデルってなかなかないと思いますね。具体的にはVソールの抜けがめっちゃいい。多少ヘッドを鋭角的に入れてもソールがちゃんと受け止めてくれるので安心して振り抜けます。わざと上から突っかけ気味に打ってもみましたが、そんなことはどこ吹く風でスルッと抜けてくれました。ソール設計もそうですがリーディングエッジの面取りも効いているんでしょうね。
あと驚いたのは打感! とかくオートマ感が強いウェッジは打った時に手にイヤな感じが残ったりするものですが、それが全然なくてとってもマイルドなんです。これなら上級者やプロも使いたくなると思います。1番手下の50度も打ってみましたが、普通ならちょっとボールの下を抜けてショートする球が出はじめるところがソールの受けがいいのでそれがない。タテ距離が狂わないので自分がうまくなったように感じます」

Vソールの魅力は気持ちよくフルショットできるところ。スクエアに構えてフルショットする際に、持ち前の抜けのよさが最大限に発揮されザックリやダフりのミスがなくなるという寸法だ。

ヒール側の厚みを抑えたSソールはVソール以上に抜けがいい

次にトライしたのは56度のSソール。ピンまで80ヤードのフェアウェイから打ってみた。

「Vソールと比べるとヒール側が落ちています。その効果もあるのか顔が大きめで安心感があります。構えた時にいいイメージが湧きますね。Vソールは抜けがよかったですが、ヒール側の厚みが抑えられているSソールはVソール以上に抜けがいい。この距離になるとしっかりめに打ち込んでスピンをかけたいですが、そうしても突っかかることがなくソールが抜けてくれます。48度もそうでしたが、ネック側に軽比重のセラミックピンを入れて余剰重量を出したぶんトゥ側を重くしている。その効果で慣性モーメントがアップしているのでしょう。多少打点をバラつかせても真っすぐ飛ぶから、この距離ならばバラつきはほぼありません。スピンもよくかかってボールが止まってくれました。グリーンの速さにもよりますがピンに向かって積極的に突っ込んでいきたくなる。人によってはハンパな距離に分類され、苦手な人も多いこの距離ですが、ウェッジ1本で得意な距離に変わるかもしれません」

ロフト54、56度に採用されているSソールは、QPさんの言うとおりヒールを削ったワイドソールが特徴。バンカーやラフなどフェースを開いたショットでも効果を発揮するという。ならばということで、場所をバンカーに移して打ってもらった。ピンまでの距離は40ヤード、やや長めで軽い打ち上げのシチュエーションだ。

「54度で打ちましたが、ヘッドが砂に潜らないのでエクスプロージョンショットが簡単です。ソールの全面が当たってくれて打ち込んでも刺さらない。スクエアに構え、普通に40ヤード打つ感じで打てるので長めのバンカーショットが怖くなくなります。スクエアでもソールが受けてくれるのでフェースを開けばより簡単。距離に合わせてフェースを開けば脱出は容易で距離コントロールもできますよ」

驚異のスピン性能でシンプルにカップを狙えるCソール

3つめのシチュエーションはグリーン周り。ピンまで25ヤードの花道から打ってもらった。

「これくらいのグリーン周りからは1パット圏内を狙い、最悪2パットで収めたいところですがCソールの58度を使うと、その可能性がすごくアップすると思います。まず素振りをするとソールがスルッと滑ってくれる。この感触だけで安心感がもてます。
何よりすごいのはスピン性能。ショートアプローチでもフェースにボール跡がつくくらい。溝を含めたフェース全体がスピンをかけてくれる感じでボールにしっかりコンタクトするほどスピンがかかります。インパクト時にボールとフェースの間に介在する目に見えない何かまで、うまいこと溝が逃がしてくれてスピン性能に変えているんでしょうね。最初は加減してちょっと手前からカップを狙いましたが、これは思いきり突っ込んだ方がいい。多少のミスヒットなら距離が変わらないのでシンプルにカップを狙っていけます」

「また、このようないいライは、アマチュアゴルファーにとってザックリが怖いと思います。そこでかなり大袈裟にわざとザックリしてみようと思いやってみましたができませんでした。というか、クラブの動きは明らかにザックリなんですが、ヘッドが地面に刺さらずソールが受けてくれるのでボールが前に飛んでくれます。面取りの効果もあってフェースを開いてもきれいに打てます。打ち込んでよし、上げ気味にボールを拾ってもよし、スピンをかけてもよし。それでいて打感も軟らかいのでホント、買いたくなりました」

ヒールとトゥ側を削ることで、どんな状況でも抜けがよくボールがフワリと上がるショットが打てるのがロフト58度のCソール。どうやらその触れ込み通りの性能を実感できたようだ。

難しいライからもワンピンに寄る万能ソールとスピン性能

さて、「CBZ」の威力を肌で感じたQPさんだが、さまざまな状況でこそ本領を発揮するのが実戦で使えるウェッジ。プロともなれば余程困難なシチュエーションでない限り、どこからでもピンを狙わなければならない。そんな使用にも耐えられるのか、あえて難しい状況をリクエストし、そこから打ってもらうことにした。

※「CBZ」公式ホームページはこちらをクリック。

左足下がりのラフ

「使用クラブは58度。ピンまで15ヤード。芝が密集していて歯が入りづらいライです。ザックリが怖いですが、ヘッドを上から強めに入れて適度にボールの下を潜らせるイメージで打ちました。ソールデザインが適正なのでしょうね。面取りを使って打ち込んだら楽にボールが上がってくれワンピンに寄りました!」

バンカー越えのラフ

「ピンまで25ヤード。ピン奥は下りなのでオーバーは避けたい状況ですが、ちょっと距離があるので54度で打ちました。ボールのところの芝が薄めでしたが、ヘッドが簡単に抜けてイメージ通り手前から足を使って寄せることができました」

グリーン周りの窪地

「ピンまで10ヤードの打ち上げで、おまけにピンはショートサイド。58度を使いフェースを開いてロブショットを打ちました。ヒール側のバウンスが薄めなので、インサイドからヘッドを入れてもヒール側が突っかからずきれいに抜けてくれました。ボールはそれほど浮いていないライでしたが打ち損じの心配はほぼなし。距離感を合わせるだけで寄りました」

ガードバンカー

「ピンまで20ヤード。58度を使いましたが、スクエアに使ってもフェースを開いても、どっちでも打てます。開いてヒールから入れてもヘッドが刺さる感じがないので砂を前に飛ばせます。出すだけならスクエアに構えればオートマ感満載で簡単に出ます。やさしい系のウェッジは開きづらかったりするんですがCBZは開いてテクニックも使えます」

アスリート系ゴルファーにも恩恵をもたらす打感とスピン性能

「いろいろな距離や状況で、それに適すると思われたロフトの番手で打ってみましたが、全てに共通して言えるのは打感のよさ。バックフェースにあるゲルバック(GELBACK)の衝撃吸収効果でしょう。とにかく手に伝わる感じがマイルドでイメージが出しやすいです。次にウナらされたのはスピン性能。短いアプローチでもフェースにボール跡がついたり、打球が思ったより手前で止まったのでアグレッシブに打っていけました。2つの要素はアベレージゴルファーのみならずアスリート系ゴルファーにも恩恵をもたらすと思います」

「カーボンを含めたシャフトバリーエーションもあるのでゴルファーのレベルや使用アイアンに合わせて流れを作ることもできるでしょう。正直、僕は使いたいと思いました。ゴルフはボールを止めるゲーム。試合会場の速いグリーンで止めたいところに止めるにはCBZの高いスピン性能が大きな武器になると確信しました」

QPさんの高評価を裏付ける「CBZ」のテクノロジー

Z-ALLOY+ZIPCOREで高いショット安定性を実現

Z-ALLOYとはクリーブランドゴルフがゴルフクラブのためだけ新た開発した合金素材。ZIPCOREは前作から搭載されているネック部にインサートした軽比重のセラミックピンのこと。Z-ALLOYにより軽比重化が進み余剰重量が前作以上に。そのぶんトゥ側に重量を再配分し、重心位置がアマチュアの平均打点分布位置に近づいたため、オフセンターヒット時でも高い距離と方向安定性が担保される。

Z-ALLOY+GELBACK TPUが生み出すめっちゃ心地いい打感

Z-ALLOYは前作で使用されていた素材(SUS431)に比べて25%も軟らかい素材。それに加え「CBZ」ではキャビティ部に使われているTPU素材のGELBACKを約2倍に増量している。ソフトなヘッド素材と衝撃吸収効果のあるGELBACKが心地よい打感を完全サポート。上級者もウナらせる優れたフィーリングを実現している。

HYDRAZIP+ULTIZIPが生み出す驚異のスピンコントロール性能

クリーブランドが誇るウェッジテクノロジーも健在。HYDRAZIPはロフト別に施したフェースブラストと精緻なレーザーミーリングパターン。数千本のマイクログルーブが大きな摩擦を生む。一方ULTIZIPはフェース面に最大19本ある、深く狭い高精度設計のグルーブ(溝)のこと。2つの効果が相まって通常時はもちろんのこと悪条件下でも驚きのスピン性能を発揮する。

リーディングエッジ側の面取りで寛容性が向上

ソールタイプによってリーディングエッジの削り方を変えてバウンス角を大きめに設定。幅広いソールグラインドと大きめのバウンス角が、地面への潜り込みを防ぎつつソールを滑らせるのでチャックリやダフリがなくなる。

クリーブランドゴルフ「CBZ」ウェッジ
・ヘッド素材/Z-ALLOY
・ヘッド製法/ロストワックス精密鋳造+レーザーミーリング加工
・ヘッド仕上げ/ツアーサテン
・ロフト角(バウンス角)/46(12)※、48(12)、50(12)、52(12)、54(14)、56(14)、58(12)度 ※46度は特注対応です。
・シャフト(硬度)/①N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト(S)、②N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 スチールシャフト(S)、③Diamana for CG III カーボンシャフト(WEDGE)
・価格(税込)/①②2万5300円③2万6400円
※「CBZ」公式ホームページはこちらをクリック。