渋野日向子がファンと交流「みんなのおかげで最後まで戦えました」2025シーズンの応援に感謝の気持ちを伝えた
東京都内のシミュレーションゴルフスタジオ・青山パークナインにて、プロゴルファー渋野日向子のスペシャルトークショーが開催された。アディダスの購入者の中から抽選で選ばれた約50名のファンが集結。トークショー、デモンストレーション、写真撮影と、内容の詰まった1時間は、参加者にとって忘れられない時間となった。
撮影/オフィシャル
アディダス オリジナルスのウェアで登場!
この日、渋野プロはアディダス オリジナルスのウェアで登場。ネイビーのニットとパンツをベースに、差し色のグリーンが映えるコーディネートで、シンプルながらもオシャレ。「自分らしくないかなと思う時もあるけれど、それも含めて楽しんでいます」と話す姿は、終始リラックスムードだった。
会場の中に、渋野プロと全く同じウェアを着用しているファンを発見。「(渋野プロが今日)着てくるとわかってた!笑」とコメントし、会場からは拍手が起こった。
「ファンの存在が、最後まで戦う力になった」
トークでは、1年を振り返りながら率直な想いを語った渋野プロ。「悔しくて泣くこともあったけれど、日本でもアメリカでも、たくさんの方が試合にも来てくれて、応援してくれていることが伝わってきました。ファンのおかげで最後まで頑張れました」と感謝を口にする。
SNSに寄せられたコメントにも目を通しており、「みんなの想いが伝わって本当に嬉しかった」と、改めてファンとの絆を感じている様子だった。
オフの楽しみは“岡山の日本一の駄菓子屋さん”
オフシーズンで行ってみたいところについて聞かれると、「岡山に日本一の駄菓子屋さんがあって、そこに行きたい!」と渋野プロらしい無邪気な一面を見せた。
毎回タイミングが合わず、まだ行けていないそうで、「今年こそは」とこちらの笑顔。
〇×トークで明かされたルーティンとこだわり
イベント恒例の〇×トークでは、試合前のルーティンも披露。ストレッチを始める1時間前に宿でお味噌汁を飲み、移動中の車でおにぎりを食べ、ゴルフ場で練習に入るのが最近の流れだという。「味噌汁はどこにでも持って行きます。お気に入りがあるんです」と、教えてくれた。
朝の練習は約1時間45分と長めで、パター、アプローチ、ストレッチ、ショットと丁寧に時間を割くタイプ。海外選手の中には直前に来る人も多いが、「私は長い方ですね」と自身のスタイルを語った。
デモンストレーションは“仕上がった!”の一声でスタート!
渋野プロがアンバサダーを務めるシミュレーター「Fullswing」を使ったデモンストレーションでは、最初に練習で3球を打ち「仕上がった!」とひと言。
1球目から251ヤードのビッグドライブを披露し、狙い通りのショットに会場はどよめき。
実際のコースと全くおんなじ景色だというfullswingの性能もしっかりアピール。
注目のジュニアゴルファー・アイラちゃんと真剣勝負
デモンストレーションの目玉は、注目のジュニアゴルファー・アイラちゃんとの対決。5歳からゴルフを始め、得意クラブは5番アイアンという将来有望株。「ジュニアだからといって負けないように頑張ります!」と渋野プロを前にしても気合十分。
池が絡むホールに、渋野プロは「私、池とお友達なんだよね〜」と笑いを交えながらも、見事パーセーブ。アイラちゃんの柔らかいスイングには「このやわらかさ、ほしい!」とベタ褒め。結果は引き分けとなったが、世代を超えた温かな交流が印象的だった。
観客参加型ニアピン対決で最高潮に
最後はファン参加のニアピン対決。緊張で池に入ってしまう場面もあったが、渋野プロは「ナイスチャレンジ!」と声をかけ、会場は笑顔に包まれた。
短い時間ながら、「えー!もう終わり?」という声が上がるほど名残惜しく、充実した時間となっていた。
「七転び八起き」。来年は“這い上がるだけ”
締めの言葉では、「来年は這い上がるだけ。ハラハラドキドキさせると思うけれど、優勝までの旅を一緒にしてほしい」と前向きなメッセージ。今年の漢字は?時聞かれた渋野は、「漢字ではなく、言葉になってしまいますが、『七転び八起き』です」と回答。原監督からもらった言葉だという。
最後は参加者全員との写真撮影。一人ひとりの目を見て感謝を伝える姿、ファンの名前や過去の出来事を覚えている様子に、最後まであたたかい空気が流れていた。ファンと握手をし、サイン入りアディダスキャップを手渡していく。渋野日向子というプロゴルファー、そして一人の人間としての魅力が凝縮されたイベントだった。
こうした“会える場”を「もっとやりたい。元気をもらえる」と語った渋野プロ。その言葉通り、ファンにとっても大きなパワーをもらえる1日となった。
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