HONMA「TW777 MAX」と「VIZARD BLUE」でチーピンが消えた! ヘッドスピード43m/sで270ヤードが現実になる!
HONMA「TW777」フィッティング体験レポート第3回
年々進化しつづけるドライバーは、新しいモデルほど高性能なのは間違いない。だが、最新モデルを手に入れただけで誰もが真っすぐ遠くへ飛ばせるようになるわけではない。クラブの性能が上がれば上がるほど、そのクラブの実力を引き出すにはフィッティングが欠かせないものとなる。「TW777ドライバー」の最高の飛びを読者が実体験するフィッティングレポートは今回で最終回。「チーピン解決編」を本間ゴルフ用賀店トータルフィッティングプラザからお届けする。
チーピン持ちのアマチュアがイチからクラブを見直す
長沢和彦さんのスコアがまとまらない最大の要因はドライバーのチーピン。左を消したいツアープロと同じシャフトに入れ換えてみたものの効果は乏しく、この際イチからドライバーを見直してもらおうと本間ゴルフ用賀店に訪れた。
最初にマイドライバーの弾道をトラックマン4で計測。ボールは立て続けに30〜40ヤードも左へ飛んだ。
「コースだったらかなり危ないですね。軌道はインサイドアウトですがフェースがそれよりもかぶって入るため左に巻く球になっています。左を怖がって体が止まることでチーピンはどんどん酷くなっていくので、この機会に左が怖くないクラブを見つけましょう。最終的には、いまのインサイドアウトの軌道は変えずに右へ出てから左に戻るきれいなドローを目指しましょう」(青木フィッター)
チーピン解消の第一歩は返りすぎないシャフト選びから
フィッティングはシャフト選びからスタート。ここで活躍したのが用賀店の秘密兵器「SLAP」だ。始動からフィニッシュまでスイング中のシャフト挙動(どの方向にどれだけの負荷がかかるか)を精密に計測することで、どんなタイプのシャフトが合うか明示してくれるスグレモノである。
「波形を見ればその人のシャフトの使い方が一目瞭然。候補をある程度絞り込むことができるのでフィッティングの精度が上がります」(青木フィッター)
「SLAP」による分析の結果、長沢さんのスイングは切り返しからインパクトまでのテンポが速く、シャフトにかなり負荷をかけていることがわかった。
「軟らかくすると左に行くのは間違いない」(青木フィッター)とのこで、先が硬い『VIZARD BLUE』と手元の硬い『VIZARD RED』の60Sから試していくことになった。「TW777」のヘッドを使って2本を打ち比べた結果は以下の通り。先中調子の『VIZARD RED』はフェースの戻りが速く球は左に曲がり、中元調子の『VIZARD BLUE』はフェースの戻りがかなり抑えられ右からセンターに戻る球が出た。
シャフト重量とフレックスでも球筋を大きく変えられる
「TW777」と「VIZARD BLUE」(60S)の組み合わせでマイクラブより25ヤード以上も飛距離アップしたが、左への曲がり幅はまだ30ヤードもある。シャフトのしなりをさらに抑えるため青木フィッターの提案により同じヘッドで「VIZARD BLUE」の60Xと70Sを試してみた。
「最初に打った60Xはそんなに硬く感じるわけでなくむしろ振り抜きやすかったです。70Sのほうはちょっと重くて振りにくくかんじました」と長沢さん。
弾道を比較すると、60Xはフェースが開いて右にプッシュアウトしたが打ち出し角、スピンともに適正。キャリーでマイクラブのトータル飛距離を越えてきた。一方、70Sはヘッドスピードが落ちてキャリー、トータルとも20ヤードダウンしてしまった。
「ダウンスイングの速い長沢さんにはゆったり振らないといけない70Sよりもシャープに振れる60Xがオススメです。球が右に出るのは気になりますが、それはヘッドで何とかしましょう」(青木フィッター)
「TW777 MAX」の直進性とつかまりのよさは左が怖い人にも恩恵がある
シャフトのスペックが固まったところでフィッティングはいよいよ後半戦、ヘッドの吟味に入る。
「いまは球が右に出ているので少しつかまりが欲しいですね。シャフトがハードになった分ヘッドをやさしくしてみましょう」(青木フィッター)
ヘッドを「TW777」から「TW777 MAX」に換えてみたが球はまだ右に出る。そこで青木フィッターがヒールウェイト(15g)とトゥウェイト(4g)を入れ換えたところ球が適度につかまりはじめ、ヘッドスピードもさらに上がった。
「ノーマルのウエイトだとヘッドが感じにくかったのに、ウェイト調整でヘッドの重さが感じられるようになって、別物のように振りやすくなりました」と長沢さん。一般的に球のつかまりはヒールウェイトを重くしたほうがよくなるが、青木フィッターがあえてトゥを重くした理由をこう説明してくれた。
「長沢さんは元々ヘッドが返り過ぎるタイプ。トゥを重くすることでヘッドを感じやすく自分でコントロールできるようになりました」(青木フィッター)
最後の仕上げのアングル調整で左が怖くないドライバーが完成!
飛距離は本日最高の267.5ヤードまで伸びたが、「長沢さんのボールスピードに対して打ち出し角が高く少しロスをしています。まだまだ飛距離アップできる可能性があります」青木フィッターが最後の味付け。ロフトを1度立て、フェース角を1度オープンに調整した結果、打ち出し角は適正値に収まり、球のつかまりも少し抑えられた。
「いまはまだ恐る恐る振っているのでフェードで260ヤードは最高の結果です。左を怖れずガシガシ叩いていけるようになればトータル270ヤードは飛ぶようになります」と青木フィッターが太鼓判を押してくれた。
3回の「TW777ドライバー」フィッティング体験レポートではっきりしたのは、フィッティングを行うことでスイングを変えずに誰もが飛距離アップできること。そして、せっかくドライバーを購入するのなら、ヘッドやシャフトの性能を引き出すようなフィッティングを受けるべきだということだ。
興味が湧いたという方は、本間ゴルフ公認フィッターのフィッティングを受けてみてはいかがだろう。
ヘッド(上写真左から)
・高初速・強弾道・最適弾道で狙って飛ばせる「TW777」
・深低重心設計により高弾道と直進安定性を両立した「TW777MAX」
・操作性と振り抜きやすさを追求したミニドライバー「TW777 360Ti」
シャフト(上写真上から)
・軽量で振りやすくブレにくいTW777専用の「VIZARD for TW777」
・全長のトレカT1100Gを採用。分厚いインパクトで飛ばす「VIZARD BLUE」
・全長にトレカM40Xを採用、弾きで飛ばせる「VIZARD RED」
「ヘッドもシャフトも自社で開発・生産しているので、どのヘッドとシャフトを組み合わせても相性が良く結果が出やすいのが本間ゴルフの強みです」(青木フィッター)
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