金谷拓実が語るPGAツアー1年目の真実。「心配は無用でした」新鮮な学びに満ちていた毎日
2025年、悲願の米PGAツアー本格参戦を果たした金谷拓実選手。シーズン序盤こそ予選落ちが続くなどしたが、本人はいたって冷静に自身のゴルフと向き合い続けた。世界最高峰のフィールドで揉まれながらも確かな手応えを掴み、見事に来シーズンの出場権も確保。米国での足場を固める1年となった。
「心配無用」周囲の声をよそに、毎日が学びの連続だった
今回、ブリヂストンゴルフの新製品プロモーション撮影の合間を縫って、金谷拓実選手に話を聞くことができた。激動のルーキーイヤーを振り返り、米国での収穫や課題、そして結婚生活について、リラックスした表情で語ってくれた。
――今シーズンを振り返ってみて、どんな1年でしたか。
金谷 序盤からアメリカではなかなか予選を通れなくて、日本の周りの方々からはすごく心配されていたんです。でも、自分としては毎日が勉強で、すごく楽しかったんですよ。毎日ちょっとずつ成長していければ、もっと良いプレーができると信じてやっていたので。 結果どうこうよりも、そうした前向きな姿勢で1年間を通してプレーできたのは、すごく良かったと思っています。
――苦しい時期も、楽しめていた?
金谷 そうですね。予選を通らなかったりすると、日本にいる優しい人たちが心配して連絡をくれるんですけど、「そんなに困ってないのにな」とか思ったり(笑)。もちろん結果が出なかった事実はありますが、それで落ち込んだりはしませんでした。自分がやりたくてやっていることだから、「そんなに心配しなくてもいいのになー」と思っていましたね。 毎週が勉強でしたし、良かった試合も悪かった試合も、一喜一憂することはなかったです。予選が落ちてしまったら、その土日はしっかり練習をしていましたし。無我夢中でやっていたから、あっという間の1年間でした。
PGAツアーはすごく刺激的な舞台だし、ここで1年でも長くプレーできたらなと思ってやっていたので、また来年もプレーできることになって嬉しいです。
――この1年で得られたものは何かありますか?
金谷 やはりレベルが高い選手たちに囲まれて、難しいコースでプレーできたことですね。予選のカットラインが5アンダーや6アンダーになることが普通にあって、「なんでみんなそんなにスコアが出るんだろう!?」って驚いたり(笑)。そんな環境でプレーができたからこそ成長できたと思いますし、また来年もプレーできるので、本当に毎日少しでも成長して、優勝を目指して頑張りたいなと思っています。
「パワーだけじゃない」PGAツアーで痛感した“本当の凄み”
――PGAツアーと日本ツアー、どんな違いを感じましたか?
金谷 日本を発つ前は周りの人から「PGAツアーは飛距離、パワーが違う」ということをよく聞いていたので、実際どうなんだろうと思って行ったんです。 実際に感じたのは、パワーというよりも技術がしっかりしているということ。「パワー」もひとつの技術なんだということ。
それから、PGAツアーで戦っている選手には、ミスしても「そんなところから乗せてくるんだ」と驚かされたり、すごく難しいコンディションなのにノーボギーで回ってくる選手がいたり。あとは、とんでもなく難しいコースセッティングでも、トップの人は2日間で10アンダーを出してきたりとか。本当に技術力が高いなっていうことを、すごく感じました。
――技術力を磨けば勝てる、チャンスがあると思いましたか?
金谷 結局はやっぱり「総合力」だと思うんです。その中に技術力やパワーが含まれていて。飛距離が出れば勝てるわけじゃないですし、総合力を高めて、そしてもっともっと自分の強みを伸ばして、生かしていければチャンスをつかめるんじゃないかなと思います。
結婚後も変わらぬ距離感? お互いを刺激し合う関係性
――プライベートではご結婚されましたが、生活面などで何か変化はありましたか?
金谷 妻もまだ現役で頑張っていますし、今年はシードには届きませんでしたがキャリアベストの成績でした。以前と変わりなく、お互いに頑張っている姿は力になりますよね。
――奥様とはスケジュールが合わないと思いますが、そのあたりはどうされているんですか?
金谷 結婚する前とした後で、あまり変わらないですね(笑)。結婚する前から遠距離恋愛みたいなものでしたし、今もそのような感じです。お互い予定が合えば試合を見に行ったり、会える時間を作っています。これからもお互いを支え合いながら、それぞれの場所でベストを尽くしいきたいです。
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