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ボール位置を変えるだけでカンタンに打ち分けられる! アイアンの高い球、低い球の飛ばしテク

オジサンだって、まだまだ飛ばしたい!【人気コーチ・大西翔太のFW&UTアイアンの飛距離アップレッスン!】

2026/01/05 ゴルフサプリ編集部

ドライバーだけでなくフェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンもしっかり飛ばしたい! そんなシニア世代のゴルファーたちに大西翔太コーチが飛ばしのコツをアドバイスするシリーズ。第20回はアイアンショットの球の高い球と低い球の打ち分け方をレッスン。これをマスターできたら状況に応じて効率よく飛ばせるようになるという。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/船橋カントリークラブ

球の高さをイメージし、アドレスやクラブを振り抜く位置を変えるのがコツ!

高い球で飛ばすならボールを左に置いて、高いフィニッシュへと振り抜く

アイアンショットは基本的にはノーマルスイングで構いませんが、状況によっては高い球の方が有利になることや、低い球でスコアをまとめたいことがよくあります。

グリーンの方向を狙うには木越えだったり、フォローの風でピンの位置が奥といったときにキャリーで突っ込みたい場合などは高い球で攻めていきます。

この場合は通常よりもボールを1個ぶん左足寄りに置き、上体を少し右に傾けてやや右足体重に構えます。ボールを左に置くので通常よりもハンドレート型のアドレスとなり、クラブのロフト角が増えてボールが高く上がりやすくなります。

6番アイアンを持つとすれば7番アイアンくらいのロフト角となるため、キャリーが多少落ちるとはいえ高さを出すことが優先ですからキャリーを欲張りすぎないようにしましょう。

高い球を打ちたいときは通常(左)よりもボールを1個ぶん左に置いてハンドレート気味に構える(右)。
高い球を打ちたいときは通常(左)よりもボールを1個ぶん左に置いてハンドレート気味に構える(右)。

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高い球のフォロースルーは大きな円弧でクラブを高く振り抜くイメージで、スイング軌道は軽いインサイド・アウトが適しています。フィニッシュは胸をしっかりと張るような体勢を作るのがコツです。ドロー系の球筋となり、ボールが落下してからのランが多く出やすくなります。

クラブを高い位置へと振り抜くイメージ。軌道は軽いインサイド・アウトとなる。
クラブを高い位置へと振り抜くイメージ。軌道は軽いインサイド・アウトとなる。
フィニッシュは胸を大きく張るような姿勢が高い球にマッチする。
フィニッシュは胸を大きく張るような姿勢が高い球にマッチする。

低い球で飛ばすときはボールを左に置き、低いフィニッシュへと振り抜こう

低い球は高い球よりも応用範囲が広く、アゲンストの風や横風が吹いていてあまり高く上げたくないときや、フェアウェイの芝薄のようなライがよくない場所からのショットなどで有効です。

この場合は通常よりもボールを1個ぶん右に置いてフェースを立てて、やや左足体重に構えましょう。通常のアドレスと比べるとハンドファーストの度合いが強まります。

低い球を打ちたい場合はボールを1個ぶん右に置いてハンドファーストの体勢を強める。
低い球を打ちたい場合はボールを1個ぶん右に置いてハンドファーストの体勢を強める。

7番アイアンなら6番アイアンのロフト角となり、ボールは自然に低い角度で飛び出します。ダウンブローにヒットする感覚が強まるので、スイング軌道のイメージは軽いアウトサイド・イン。フォロースルーからフィニッシュにかけてはクラブを低く振り抜き、フィニッシュは上体をあまり起こさないで低い体勢を作りましょう。球筋はフェード系となります。

ダウンブローにとらえてクラブを低く振り抜く。軌道のイメージは軽いアウトサイド・イン。
ダウンブローにとらえてクラブを低く振り抜く。軌道のイメージは軽いアウトサイド・イン。
フィニッシュも自然に低い体勢となる。上体をなるべく起こさない感覚だ。
フィニッシュも自然に低い体勢となる。上体をなるべく起こさない感覚だ。

このようにボールの位置を変えるだけで高い球と低い球の打ち分けが可能ですが、自分の打ちたい球の高さをイメージしてアドレスを作り、球の高さとリンクした軌道でスイングする意識をしっかり持つことが大事です。

高い球や低い球で飛ばすというのは距離を出すことが目的ではなく、状況にマッチした打ち出し角で効率よく飛ばすところに本当の意味があるのです。

アイアンはノーマルショットの練習しかしない人が多いですが、高い球や低い球の練習もしてレベルアップにつとめましょう。

大西翔太

大西翔太
おおにし・しょうた
1992年6月20日生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロの道に進む。日本プロゴルフ協会公認A級の資格を取得。現在はジュニアゴルファーの育成に尽力する一方、青木瀬令奈のコーチ兼キャディをつとめる。メンタルやフィジカルの知識も豊富で、安田祐香のメンタルコーチとしても24年の初優勝、25年の2勝目に貢献。

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