足踏みのフットワークを取り入れれば、フィニッシュまで振り抜けて飛距離が伸びる!

打ったら終わりになるのは上体だけで打ちにいっているのが原因

「打ったら終わり」というのはインパクトに全神経を集中するあまりにフォロースルーがほとんどとれていないスイングです。腕を思いきり振ってボールを強く叩いても、フィニッシュまでしっかり振り切れないようではヘッドスピードがあまり上がらず、ボールは飛びません。

どうしてそうなるかというとインパクトを意識するために上体だけで打ちにいってしまうからです。右肩が前に出たり頭が下がったりで、突っ込み打ちになっているのです。中にはボールに当たった瞬間に力が抜けてそこで止まってしまう人もいますが、上体ばかりに力が入って下半身が使えていないために打ったら終わりのようなスイングになるパターンが大半です。

足踏みは歩く感覚だから下半身の動きがシンプル。腕の力が抜けてヘッドスピードが上がる

打ったら終わりのスイングにならないように、フィニッシュまでしっかり振り切るには「足踏み」の感覚をスイングに取り入れるのが一番です。下半身が使えるようになるには足踏みが手っ取り早いですし、歩く感覚だからシンプル。それにスイングのリズムやテンポ、タイミングなどが整いやすいのです。

まずクラブを持たずに足踏み体操をしましょう。バックスイング側は左カカトを浮かせながら右足を踏み込んで腕を右に振ります。そして左足を踏み込みながら右カカトを浮かせてフォロースルー側に向かって腕を左に振ります。これを続けているうちに下半身主導の動きによって、上体から自然に力が抜けてくることが体感できます。

実際にボールを打つときも、この足踏み感覚でスイングしましょう。打ったら終わりのスイングはインパクトで下半身が止まりやすいですが、下半身の動きに目を向けることで腰や肩がスムーズに回転し、ボールをしっかりと打ち抜ける。上体が力まないからフィニッシュまで振り切れてヘッドスピードがアップし、遠くに飛ばせるようになります。

飛ばしのフットワークを身につけるためにも足踏みの練習はとても効果的です。ドライバーでなくても重くて短いサンドウェッジで足踏み素振りの練習をするのもオススメです。クラブヘッドの遠心力を感じやすく、下半身の足踏みの動きとリンクさせることでスイング全体のバランスが一段とよくなります。

小池正次
こいけ・しょうじ

1966年12月28日生まれ、北海道出身。JPDA(日本プロドラコン協会)ツアープロ。ドラコン公式記録は370ヤード。2020年からYouTube『ゴルフ飛ばしてなんぼ!』を配信開始し、現在フォロワーは22万人を超える。関東と北海道を拠点に多くのアマチュアをレッスンしている。親切で分かりやすい指導法で人気。2024年5月、丸山ゴルフセンター(千葉県船橋市)にゴルフスタジオ『ゴルフ飛ばしてなんぼ!』をオープン。