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「後半に向けて練習しただけ」が2罰打?昼休憩時のNG行動を解説

ゴルフのルール&マナー

2025/12/31 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

前半の9ホールが散々な結果に。「後半は何とか挽回したい。そのためには練習あるのみ」と考えて、昼ご飯を早めにすませ、コースに併設されたレンジに向かおうとしたら、「それってルール違反になるんじゃなかったけ?」と同伴競技者が……。そんなルール、あったっけ? そこで、調べてみると……。

ルールブックには練習に関する決まりも記されている

ゴルフのルールブック「ゴルフ規則のオフィシャルガイド」には、「ハーフターンの空いた時間に、レンジでボールを打ってはダメよ」という文言は見当たりません。ただ、そうは書かれていなくても、ルールブックをよく読めば、それがNGであることが分かります。練習に関して、どういうことが書かれているかを確認していきましょう。

まずオフィシャルガイドには、「ホールのプレー中に練習ストロークをしてはならない」と記されています。

ここでいう“練習ストローク”とは、「練習のためにボールを打つ意図を持ってクラブを振る」こと。ティーグラウンドでの待ち時間中に、人のいない林に向かってボールを打つこと(そんなシーンは見たことがありませんが……)はもちろん、プレー中に見つけたロストボールを「いい練習になる」といって打つのもNG。さらに、ゴルフボールと同サイズの練習用プラスチックボールなどを打つのもアウトと記されています。ただし、石や松ぼっくりなどの自然物は、OKになっています。

なお、これはいうまでもないことですが、練習ストロークは「ボールを打つ」行為とされているので、素振りはOKです。また、ちょっとした親切心で、自分の近くにある別のプレーヤーのボールを「ほらよ」といってコツンと打ち返す行為もルール違反になりません。

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ここまでの話をまとめると、ラウンド中は練習としてボールを打つことは認められないということになります。

ただし、いくつかの例外があって、ホールとホールの間で、次の場所での練習ストロークは認められています。

①プレーを終えたばかりのホールのパッティンググリーン
②練習用のパッティンググリーン
③そのラウンドの次のホールのティーイングエリア


但し書き(※)が必要になってきますが、ルール上は、カップインした後のグリーンでパットの練習をしたり、前の組を待っている間、ティーイングエリアでアプローチの練習をすることは禁止されていないということです。
※ローカルルールで、これらの例外を認めていないコースも多数あります。ラウンド前にローカルルールをしっかりチェックするようにしてください。

さて、前置きが長くなりましたが、本題に戻りましょう。

アマチュアゴルファーのラウンドの場合、ハーフターンは、昼ご飯を食べる時間になっていることもあって40~1時間程度の“間”があるわけですが、時間は長くてもルール上はホールとホールの間になります。

つまり、例外を除いては、ルール上はこの時間内に練習ストロークをやってはいけないということになります。②にあるように、練習用のパッティンググリーンでの練習はOKですが、レンジはNG。アプローチ練習場での練習もNG。やってしまうと、2罰打になります。

練習熱心なのはけっこうですが、ついつい気合いを入れると無駄なペナルティーを受けることに。ストロークの練習は、ラウンドが終わってからたっぷりやりましょう。

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真鍋雅彦
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。
ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。