冬のスタートホールはボギーでOK!パーを狙わない方がスコアは安定する
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
新年初ラウンドとなれば、できればパー、悪くてもボギーで上がりたいと思っているのに、現実はOBや池、3パットでいきなりダボ発進……そんな経験はないでしょうか? 冬の朝イチは、体が動かず距離感も合わないため、夏と同じ感覚で攻めるほどミスが出やすくなります。しかし、スタートホールでスコアをまとめるために必要なのは、特別な技術ではありません。大切なのは事故を起こさないマネジメントです。今回は冬のスタートホールでできればパー、悪くてもボギーでホールアウトできるマネジメントを説明させていただきます。
冬のスタートホールは「ボギーでOK」と割り切る
先日、ゴルフ友達とこんな話になりました。ゴルフ友達から「冬のラウンドだとスタートホールでまだ体が温まっていない。安全第一で行きたいけど、できればパー、悪くてもボギーでホールアウトしたい。どんな考え方で臨むべき?」と聞かれました。
私は「冬のスタートホールはボギーでOKだよ。パーが取れればラッキーぐらいに思っているよ」と答えました。ゴルフ友達から「え、そうなの?例えば、スタートがミドルホールでもパー発進したくないの?」とさらに聞かれました。私は「寒くて体が動かないから、無理にパーを取りに行くと、すぐダボになってしまうからね。グリーンも凍っているかもしれないから、ボギーでOKかな」と答えました。
みなさんは、冬のゴルフのスタートホールでパー狙いですか?それともボギー狙いですか?私はボギー狙いでパーが取れればラッキーだと考えています。個人的には冬のスタートホールの難易度はかなり高いと考えています。気温も最も低くスタート前にウォーミングアップをしても体は思ったように動きませんし、グリーンが凍っていることも多く、グリーンの転がりも練習グリーンと同じとは限りません。とにかく難しいことばかりなので、ボギーOKで安全運転に気を付けています。それでも、ティーショットを曲げてダボ発進はよくあるのがゴルフの難しいところです。
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冬の朝イチは「いつも通り」が通用しない
寒い冬のスタートホールは、普段のラウンドとは完全に別物として考える必要があります。気温が低い朝イチは体が思うように動かず、ヘッドスピードも自然と落ちがちです。さらに、スタート前の練習時間が短かったり、練習場とコースのコンディションが違ったりすることで、自分の今日の距離感がまだ把握できていない状態で1打目を迎えることになります。
それにもかかわらず、夏場と同じ感覚で攻めてしまうと、飛距離不足によるトラブルや方向性のズレが一気に表面化します。特にミドルホールのスタートは、OBや池、林などのペナルティエリアが視界に入りやすく、心理的にも無意識に力が入りやすい場面です。ここで重要なのは、ナイスショットを打つことではなく、最初の1ホールは様子見でいいと割り切ることです。
また、ティーショットが上手く打てても、セカンドショットを打つ時にはグリーンが凍っているかどうかの判断を求められます。グリーンが凍っている時にグリーン面に着弾させてしまうとボールが跳ねてグリーン奥まで転がってしまいます。グリーン奥から凍ったグリーンにアプローチするのはハードルが高いので、セカンドショットはグリーン手前に置いて、乗ればラッキーの狙いになります。
さらに、冬は練習グリーンと本番のグリーンの転がりが違うことが多いです。凍結防止シートがかかっている場所とかかっていない場所ではまったく転がりが変わります。ティーショット、セカンドショット、パットのどれもいつも通りではありません。とにかく、いつも通りを求めない判断こそが、冬のスタートホールでパーやボギーを狙うための土台になります。
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OB・池・3パットを消すだけでスコアはまとまる
冬のスタートホールでスコアを大きく崩す原因を振り返ると、その多くはスイングの出来不出来ではなく、マネジメントの選択ミスにあります。特に避けたいのが、OBや池といった一発でスコアを悪化させる事故と、グリーン上での3パットです。朝イチは球が飛ばない前提で考えるべきにもかかわらず、普段なら届く、当たれば大丈夫と判断してしまうと、キャリー不足で池に入ったり、曲がり幅が大きくなってOBを打ったりしやすくなります。
また、グリーン上でも速さが掴めていないため、カップインを狙った強気のパットは距離感を外しやすく、結果的に3パットにつながります。ここで意識したいのは、どう打つかよりもどんな結果を絶対に避けたいかを先に決めることです。OBと池、3パットを消すだけで、スタートホールのスコアは驚くほど安定します。
冬のスタートホールのスコアを安定させる最大のポイントは、最初からパーを取りにいかないことだと思います。ティーショットでは最大飛距離を求めず、安全なエリアにボールを置くことを優先し、セカンドショットもピンではなくグリーン手前やアプローチが打ちやすいエリアを狙います。グリーンに乗らなかったとしても、アプローチと2パットでボギーなら十分に合格点です。このように最初からボギーでOKというスコア設計をしておくと、無理な番手選びや強引な狙いが自然と消えていきます。そして不思議なことに、この守りのマネジメントを徹底したときほど、結果的にパーが拾えるケースも増えてきます。スタートホールは18ホールの中のたった1ホールですが、ここで無理をしない判断が、その日の流れ全体を安定させます。事故を起こさず淡々とホールアウトすることが、冬のラウンドを成功に導く最も賢い選択だと思いますよ!
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。
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