フォーティーン「DXドライバー」はスイングタイプ別に4機種ラインナップ! 選び方は「どれが飛ぶ?」より「自分に合う」が正解
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。フォーティーンから登場した「DXシリーズ」。これ、今までのドライバー選びの常識をちょっと覆すような面白いコンセプトなんですよね。「スイングタイプに合わせて、最初から4種類のヘッドを用意しました」っていう。
「どれが一番飛ぶか?」じゃなくて、「あなたのスイングなら、このヘッドが一番飛ぶはず」という設計。一体どんなドライバーに仕上がっているのでしょうか?4機種の中から最も気になった2機種をコースで打ち比べてみました。
〈取材・文・写真提供 野村タケオ〉
「DXドライバー」はなぜ4タイプ? 低重心×軽量ヘッドの狙い
今回の「DXドライバー」はカーボンクラウンを採用し低重心化とともに余剰重量を生み出しています。この重量を4機種それぞれの目的に合わせて配置しているというわけなんですね。
なぜヘッドタイプが4種類なのか?それはフォーティーンが今まで多くのフィッティングを積み重ねてきて、ゴルファーのスイングタイプの傾向が4 つに分類できることがわかったからなんです。
そしてフォーティーンといえば軽量ヘッド。やはり飛距離を伸ばすためにはヘッドスピードアップが必要不可欠。その物理的優位性を最大限に活かすために今回も4機種全て軽量ヘッドが採用されています。
今回僕は4機種の中からコアモデルとなる最もオーソドックスな「002」と、捕まりがよく、最もロースピンとなる「004」という2機種をコースに持ち込んで打ち比べてみました。
まずは「002」から。このヘッドは「インサイド × レベルダウン」軌道のゴルファー向けということ。比較的安定したスイング軌道でドロー・フェードを打ち分けているゴルファーに合うそうです。
ソールのウェイトはヘッド後方部(12g)とフェース側(4g)に1つずつ装着されています。ソールデザインはとてもシンプルで、真ん中にフォーティーンの羽のマークが同色で刻印されています。
シャフトもこのタイプのスイング軌道に合う中元調子のシャフト「FT-dM」が装着されています。
構えてみるとオーソドックスな形状で安心感もありとても構えやすい。さすがに綺麗な顔に作ってあるな~という感じ。
打ってみると、打感は柔らかめながら少し弾く感じもありました。打音は少し金属音が混じる音ですが、反響は少なめで気持ちのいい音。
弾道は中高弾道という感じで、スピンは少なすぎず適正スピンという弾道になりました。フェードヒッターの僕が打つといい感じの軽いフェードに。ただ僕はアウトサイドイン軌道なので、メーカー推奨のスイング軌道ではないんですよね。でも打ちにくいとかはなくて、いい感じに振り抜けます。個人的にはスピン量が多いタイプなので、もうロースピン性能があるといいなと感じました。
ミスヒットにも結構強く、ヘッドのブレが少ないので曲がり幅も多くありません。
シャフトはオーソドックスなしなりでとてもタイミングがとりやすいです。ヘッドにも合っていると思いました。やはり少し軽めのヘッドというのはとても振り切りやすくて、スムーズにフィニッシュまで振れるんですよね。
次にロースピンモデルの「004」です。このヘッドは「アウトサイドイン × アッパー」軌道のゴルファー向け。弾道が高くスピン量も多いゴルファーに合うということです。個人的には完全にこのスイングタイプなので、一番期待しているヘッドです。
ソールのウェイトはフェース側に4gのものがひとつだけ装着されており、重心が少し浅く作られていることがわかりますね。ソールデザインは基本的に「002」と同じでシンプルなもの。
シャフトはこのヘッドに推奨されている先中調子の「FT-dG」。ヘッドに合うシャフトがしっかり用意されているとことがいいですね。
構えてみると、僕の目には「002」と大きく形状が違う感じはしません。少しディープかな~という感じはありますが。
打ってみると、打感は「002」よりも少し締まっていてしっかり目なのかなという感じ。打音はあまり変わらない感じですが、少しだけこちらの方が金属音が大きく高めの音になっています。
弾道は「002」とあまり変わらずしっかりと高さが出ていましたが、球が少し強くなっている気がします。僕が打つと強いフェードボールになりました。少しだけ左に出て真ん中に戻ってくる安心できる弾道です。つかまったフェードが打ちやすいという感覚ですね。やはりこのヘッドは僕に合っているのかも。スピンも少なめでランも期待できそうです。
4機種あれば、きっと合う。「DXドライバー」はフィッティング前提の一本
ミスヒットへの許容は「002」よりも少しだけ少ないかなという感じ。しかし難しいヘッドという感じはありません。
シャフトは先中調子ですが、そこまで手元の硬さを感じないし、先も動きすぎない。インパクトで少しだけボールを捕まえてくれる感覚があるシャフトだと思いました。
今回フォーティーンの「DXドライバー」の「002」と「004」をコースで打ち比べましたが、しっかりと個性が出ていた感じです。ヘッドに合わせた純正シャフトも用意されていて、自分のスイングタイプに合ったモデルが選びやすくなっていると感じました。僕はやはり「004」が打ちやすかったし、弾道的にもとても良かったです。
ちなみに今回打たなかった「001」はしっかりとスピンが入って高弾道で飛ばせるモデル。「003」はしっかりとつかまってスライスを抑制し、直進性も高いMAXモデルとなっています。この4機種があれば、きっとあなたに合うヘッドが見つかると思いますので、ぜひ一度フィッティングしてみてはいかがでしょうか。
ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。
京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。
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