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次のラウンドまでにやっておきたい、自分でできる鉛調整の仕方

【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

2026/01/18 ゴルフサプリ編集部

ここまで読んでいただいて、あれ?これだとバランス(スイングウエイト)はどのくらい変化するのだろう?と疑問に思っている方も多いでしょう。
もちろん、ヘッドでもシャフトでも鉛を貼ればバランス(スイングウエイト)は変化します。ですが、シャフト側に1g以下のものを貼っても、バランス計は動かないかもしれません。
また、ヘッド側に0.5g貼ったとしても、バランス計は少し変化するくらいかもしれません。
そんな微々たる変化で、本当に効果があるの?と疑われるのも当然ですが、実際には人は反応します。
言葉にできるほどの変化ではない人も多いですが、打ってみると結果が変わるということが起きますので、確実に反応で来ているということになります。

鉛調整はお手軽簡単でだれでもできることですが、慎重に行かないと、クラブとして使い物にならなくなってしまうこともあると考えてください。

では、どういう時に鉛を貼っていったらよいかをまとめてみます。

① トップや薄い当たりが多い=クラブを軽く感じている⇒シャフトの手元に1gくらい貼る
② ダフる=ヘッドが落ちている可能性がある=手元が重い方が良い⇒シャフトの手元に1g~2gくらいの鉛を貼る
③ トップの切り返しでタイミングが取りにくい=軽く感じている⇒ヘッドに0.5g鉛を貼ってみる
などになります。

そして、鉛を貼った後は、その貼った後のクラブを基準に結果を見ていきましょう。その上で、上記のような症状がまだ出るようでしたら、鉛を追加していきましょう~。
少しずつ追加していくことをオススメします。
そして、その際に注意していただきたいことは、あまり同じクラブを打ちすぎないことです。
何球も打ってしまうと、慣れてきますので、重く感じているのか、軽く感じているのかがわからなくなりがちです。
なので、理想は1球、多くても2球くらいで判断するのが良いでしょう。

本当の目的はクラブ間の振り感を合わせる

そして、当方が鉛を貼る最大の目的は、これから挙げる、クラブ間の振り感の差を埋めるためです。
いろいろと1球ずつクラブを持ち換えて打っていくと、確実に直前に打ったクラブとの相対比較ができます。前のクラブより重く感じるのか軽く感じるのか?で結果が変わります。
わかりやすく結果が出ることもあります。
それらを整えていき、まとまりのあるセッティングにしていくというのが鉛を貼る主目的だと思ってください
例えば、一番多いパターンは、ドライバーを打って、続いてアイアンを打つとダフるパターンでしょうか。
これは、アイアンを重く感じたという結果ですので、その場合はドライバーのシャフトに鉛を貼って重くして見ましょう。
逆もあります。ドライバーを打った後にアイアンを打ったらトップした、というものです。
この場合、アイアンを重くする、ということも良いですが、ドライバーが重すぎるということも考えられますので、アイアンに鉛を貼る前に、ドライバーのヘッドのウエイトを軽くしていってみましょう。
ウエイトのお話は、また、近いうちに書かせていただきます。
このように徐々にクラブ間の振り感の違和感を減らしていき、全体を整えていくことで、コースで使いやすいクラブセッティングになると考えていただけると嬉しいです。
もちろん、単体で、一本一本の振りやすさのために調整することも大事ですが、打ちにくい、振りにくいクラブがなるべく少ないセッティングの方が、コースでは機能する道具になります。
これを当方は、「クラブの調律」、と呼んでいます。

ピアノの調律から頂いた言葉ですが、ピアノの調律は一つ一つの音を良いものにするのと同時に、他の音との違和感がないものにしていくことだと理解しています。
ド~シまでオクターブごとに、よどみなく音がそろっていないと演奏した時に違和感になりますよね? たとえ、ドの音がすごく良い音でも、他の音と違う旋律ではちゃんとした演奏は難しいと思います。
それと同じで、ゴルフクラブも14本の中に、1本でも違和感のあるものがあると他のクラブに多大な影響を与えます。
そうならないために、一つの手法として、細かく鉛で調整をするということを覚えていただけるとより扱いやすいクラブセッティングになることでしょう!

この確認作業や鉛貼り作業は一人だと大変かもしれませんので、お友達同士で確認しながらやってみましょう!


ダグ・三瓶(だぐ・みかめ) ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米2つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。

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