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柏原明日架のドライバー「ELYTE ♦︎♦︎♦︎」にマジックで書かれた白線の意味は?「QUANTUM」にも書くの?
【2025シーズン中に書ききれなかったこぼれ話し(5)】
アメリカ男子のPGAツアーが開幕し、国内ツアーの開幕がより待ち遠しくなった方も多いと思います。そんな皆さんに昨シーズン中に書ききれなかったこぼれ話しをご紹介する第5弾は、8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」で6年ぶりの通算3勝目を挙げた柏原明日架のドライバーのクラウンにマジックで書かれた2本の線の理由です。
「NEC軽井沢72ゴルフ」で6年ぶりのツアー3勝目
柏原は2019年に「ミヤギテレビ杯」と「マスターズGCレディース」で2勝を挙げたものの、その後はなかなか勝てず。
それが昨年8月の「NEC軽井沢」で2日目に65をマークして首位タイに立つと、最終日は寺岡沙弥香との争いを制してツアー通算3勝目を手にしました。
その最終日に計測されたドライビングディスタンスは平均269ヤードで、神谷そら、穴井詩といった飛ばし屋を上回って堂々の1位!
3日間の平均では神谷と穴井に次ぐ3位だったので、勝負のかかった最終日に威力を発揮したことになります。
そのドライバーを見せてもらうと、クラウンにT字型の線が引かれていました。
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最終日は神谷そら、穴井詩を上回ってドライビングディスタンス1位! そのドライバーにはこんな線が
写真をご覧になればわかるように。クラウンの最前部。フェースとの境い目あたりにフェース面と平行に長い線が。その真ん中あたりの、スイートエリアの真上と思われる位置に直角に短い線が引かれていました。
この時使っていたのは「ELYTE ♦︎♦︎♦︎」でしたが、市販品にはこのデザインはありません。
さらに線も、明らかに手書きされたものです。いったい誰が、何の目的で書いたのかが気になるところです。
そこでキャロウェイのツアー担当に聞いたところ「柏原選手はドライバーショットではフェースの向きを合わせることに集中するので、ツアーレップがサインペンで書きました。真っすぐ書くのは結構大変なんですよ」と教えてくれました。
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ボールにも線が引かれているが、ドライバーでは合わせない
柏原はボールにも線を引いています。2025年シーズンのフェアウェイキープ率は85位(58.4416%)だけに、ティショットではドライバーと両方の線を相当念入りだな、と思ったら、ドライバーを打つ時はフェースの向きが正しくなることに意識を集中させて、ボールの線は見えないようにしてティアップするのだそうです。
ドライバーもボールも線を引くのは方向を合わせることが目的です。ボールの打ち出し方向はインパクトでのフェースの向きとスイング軌道で決まります。
ドライバーショットでのヘッドスピードは41m/s強を超えるほどになります。
いくらボールの線を正しく向けても、切り返しからインパクトまで1秒あるかないかで一気に加速する際に向きがズレてしまったらスイング中の修正は不可能です。
それよりもアドレスで静止した状態で正しいフェースの向き(長い線)と軌道(短い線)を目に焼き付けておき、インパクトではその“残像”に戻ってくるようにイメージした方がスムーズにスイングできるというわけです。
一般ゴルファーでも「止まっているボールにフェース向きを合わせる」よりも「正しいフェース向きに戻ってくることを意識する」方が合っていることもあるでしょう。
その場合は柏原の真似をしてみるといいかもしれません。
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「スタメンはなかなか替えられない」柏原は2026年もこのELYTE? あるいは新しいQUANTUMに?
新しいクラブをテストしてデータが良くなっていても、打った感触と結果が同じでないとダメ。「だからスタメン(=試合で使うクラブ)になるのに時間がかかるんです」と言う柏原は、初代「PARADYM」を3年あまりも使っていました。
それが昨年7月にヘッドが割れるというアクシデントによって「ELYTE ♦︎♦︎♦︎」にスイッチ。5試合目で優勝しました。
さて、キャロウェイからは先日「QUANTUM(クァンタム)」シリーズが発表されました。
1か月半ほどに迫ったJLPGAツアー開幕戦の「第39回ダイキンオーキッドレディス」(2026年3月5日~)で「スタメン」になっているのは「ELYTE ♦︎♦︎♦︎」なのか、「QUANTUM」なのか。こちらも楽しみです。
(取材・文/森伊知郎)
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