47ヤードを7番アイアンで! 今シーズンツアー第1号!!
この日は10番スタートだった小祝は12番パー4でバーディーを先行させて13番のティーイングエリアに上がります。
軽く打ち下ろすホールで、ピンまでの実測距離は147ヤード。
7番アイアンで打たれたボールはピンの3メートルほど手前に着弾すると、そのままカップに吸い込まれます。
小祝は昨年7月25日の「大東建託・いい部屋ネットレディス」2日目に左手首痛を理由に棄権。その後手術に踏み切ったため、今大会が約7か月ぶりの復帰戦でした。
故障明け。さらに昨年大会は予選落ちで、今年も初日に75で72位と出遅れましたが、そうした嫌なムードを全て吹き飛ばす2026年シーズンのホールインワン第1号でした。
「ピンに筋っていた」
「ピンに筋ってはいましたけど、さすがに入るまでは予想しなかったので、ボールがカップに消えた瞬間はビックリしました」と小祝は2018年の「KKT杯バンテリンレディス」以来、自身2日目となるエースを振り返りました。
さらに琉球GC提供の賞金50万円をゲットして「沖縄の美味しいステーキでも食べようと思います」と笑顔で話しましたが、ここで終わらないのがツアー通算12勝のトッププロでした。
すぐさま向かったドライビングレンジでは、“エースの感触”をしっかり記録

ホールアウト後にドライビングレンジに向かい、エースを決めた7番アイアンでいい感触のショットが引き続き打てているのを確認すると、キャディーに手伝ってもらってアライメントスティックを足元に置き、ボールの位置の距離にマジックで「L 7」と書き込んでいました。
これには理由があります。小祝いわく、初日の75の原因として「ボールから離れて立っているような気がしていた」のだとか。
そこで前日のホールアウト後の練習では「思い切って近くたつようにしました」とのことで、その距離を「これぐらい」と親指と人差し指で5センチぐらいの幅で示しました。
あくまで本人の感覚なので、本当に5センチだったのかはともかく、かなり近づいたのは事実で「結構詰まった感じがして、大丈夫かな?と思った」ほどでした。
それでもいい球が打てていたので「気にしないでやろう」となったらこの日の4ホール目で見事にホールインワンです。
この感覚はできるだけ正確に残したい。そうしないと日に日にズレてしまうかもしれません。
そこで左足のつま先にアライメントスティックを置き、ボールの場所をマジックで「L(左足) 7(番アイアン)」と記録した、というわけです。

アマチュアも即マネできる
ボールとの距離をトッププロでもこれだけ細心の注意を払うのだから、アマチュアでも同じようなことをするべきでしょう。
アライメントスティックを持っていれば、ナイスショットの後などに即同じことをマネすることができます。持っていなければクラブを置いて、シャフトのどの辺りと覚えておく。あるいはスマホで写真を撮って記録しておくのも有効です。
また、これは競技ではできませんが、プライベートのラウンド中ならスティックを置いたりして距離感をチェックしながらやれば、ナイスショットの可能性は高まるはずです(もちろんスロープレーにならない範囲で!)。
優勝→翌週も首位発進の好調を取り戻す
2日目に棄権した「大東建託」は初日首位発進でした。
さらに前週の「明治安田レディス」では優勝しています。
この好調が一転して手術に伴う休養となった空白を、ホールインワンで一気に埋める活躍を期待したいものです。
(取材・文/森伊知郎)










