ダブルボギーを防ぐカギは“2打目の判断”にある
先日ゴルフ友達とラウンドしている時にこんな話になりました。ゴルフ友達から「ドライバーの調子はまずまず。だけど、最近地面から打つアイアン、FW、UTの調子がイマイチ。ダブルボギー以上は打ちたくないと思っているけど、何に気をつけてラウンドしたらいいの?」と聞かれました。私は「まずはパーを狙わない日と決めることからかな」と答えました。ゴルフ友達から「ドライバーの調子がまずまずなのに、パーを狙わないの?」とさらに聞かれました。私は「パー狙いで行くとセカンドショット以降のミスショットでダボになりやすい。地面からのショットが上手く打てないとそもそもパーオンは厳しいからね」と答えました。
みなさんも、ラウンドしていると、ドライバーの調子はまずまずだけど、どうも地面から打つセカンドショット以降の調子が悪い日がありますよね。私もそうですが、フェアウェイのベスポジからだから何も考えずにパーオンを狙いに行くと、セカンドでダフッて、取り戻そうと無理してダボとかよくありますね。そんな日でもダボをできるだけ避けるマネジメントを説明させていただきます。
まずは「今日はパーを狙わない」と決める
ドライバーの調子は悪くないのに、2打目以降でスコアが崩れる日があります。フェアウェイにある安心感から、ついいつも通りパーを狙えると考えてしまうからです。しかし、地面からのショットに不安がある日は、最初に設計を変える必要があります。
私はそんな日は、ラウンド序盤で「今日はパーを取りにいかない」と決めます。ミドルホールは3オン前提、ロングホールは4オン前提。ショートホールもピンではなくグリーンセンター狙いです。パーオンを目標にすると、どうしても長い番手を持ちたくなり、距離を欲張ります。しかし調子が悪い日にその選択をすると、ダフリやトップが大きなトラブルにつながります。最初から、ボギーでいいと割り切れば、刻む判断が自然にでき、ミスは1回で止めやすくなります。ボギー狙いは消極的ではなく、ダブルボギーを防ぐための積極策です。攻めない勇気が、結果的にスコアを守ります。
距離より再現性 刻みのマネジメントでミスを防ぐ
地面からのショットが不安定な日は、長いクラブほどミスの幅が広がります。それでも、少しでもグリーンに近づけたいと思い、3WやUTを持ってしまうことがあります。しかし、調子が悪い日にその選択をすると、トップや引っかけで一気に流れが悪くなります。私はそんな日は、距離を稼ぐことを手放し、再現性の高い前進を優先します。例えば、残り200ヤードでも、100ヤードを2回でいいと割り切ることもあります。得意な番手でフルショットを2回打つ方が、結果的にグリーン周りまで安定して運べます。また、8割ショットや抑えたスイングなど振り幅を変える打ち方は封印します。調子が悪い日は微調整ほど難易度が上がるからです。原則は、迷わず振れる番手だけを使うこと、フルショットだけで組み立てることです。このシンプルな判断が、ダブルボギーの芽を早い段階で摘んでくれます。
また、ダブルボギー以上になる最大の原因は、ハザードに絡むことです。OB、池、深いバンカー、林等です。地面からのショットが悪い日は、ミスの方向や距離のブレが大きくなるため、ハザード方向を狙うルート選択は非常に危険です。私はまず、今日出ているミスを基準にターゲットを決めます。ダフリが多いならショート想定、引っかけが出ているなら左へのミスを想定します。そのうえで、必ずハザードの反対側を狙います。左が池なら右サイド、右がOBならフェアウェイ左端。グリーン奥が危険なら、必ず手前から攻めます。大切なのはナイスショットが行く場所ではなく、ミスしても助かる場所に打つことです。ピンが危険サイドにあれば迷わず無視します。調子が悪い日は、ハザードを避ける設計こそが最大の武器になります。
ミスの直後こそ守る 流れを止める一打を選ぶ
ダブルボギーは1回のミスではなく、ミスの連鎖で生まれます。例えば、2打目をダフったあとに無理にグリーンを狙う。林から狭い隙間を通そうとする。こうした取り返そうとする一打が傷口を広げます。私はミスの直後こそ、守りに徹します。まず安全な場所に出すことを最優先にします。グリーンを直接狙えなくても、花道や広い面に運べれば次が楽になります。また、グリーンに乗った後も攻め急ぎません。10メートル以上のパットは必ず2パット狙いです。入れにいくのではなく、50センチ以内に寄せることを目標にします。ミスは誰でも出ます。しかし、流れを止められる人は大叩きをほとんどしません。ダブルボギーを防ぐ最大のポイントは、次の一打を打つ前に冷静になれるかどうかです。
ダブルボギー以上を防ぐために必要なのは、特別な技術ではありません。パーを狙わないと決める勇気、距離より再現性を優先する判断、ハザードを避ける安全ルートの選択、そしてミスの後に守りへ切り替える冷静さ。この4つを徹底するだけで、大叩きの確率は大きく下がります。調子が悪い日にスコアを崩さない力こそ、安定したゴルファーへの第一歩です。攻める日があってもいいですが、守る日を作れる人は強いです。今日の自分の状態を受け入れ、無理をしない選択を積み重ねる。それが結果的に、80台や100切りの安定につながっていきます。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。




