反発力で“飛ばし”を生む新構造 REPETITORミッドソールの実力
今回僕が履いたのはアディダスゴルフの「ADIPOWER 26 SL BOA(アディパワー26 SL ボア)」です。この「ADIPOWER」というシリーズ、2015年に初めて発売されたモデルなのですが、今回なんと7年ぶりに新作が出たというもの。

この「ADIPOWER 26 SL BOA」のキーワードはズバリ「飛ばし」ということなのですが、そのキモはまずゴルフシューズ初搭載の「REPETITORミッドソール」です。これはランニングシューズで定評のある素材らしいのですが、クッション性がある上に反発力が抜群なのだとか。なので少ない力でも地面からの反発力を大きく使えるということなんですね。
アッパーには、強靭なスイングを支える防水マイクロファイバーレザーを採用。BOAフィットシステムと中足部のパワーバンドとの相乗効果で、足元を両サイドから強力にロックし、アグレッシブなスイングで生み出されるパワーを地面に伝えます。

シューズ内部のかかと部分には、低反発素材がかかとの形状に柔軟にフィットする「キャットタン・ヒール」を採用。ソフトで厚みのある枕のような働きで、あらゆる動きに対応しズレを快適に防ぎます。
新しく開発されたアウトソールは、TPUとラバーのハイブリッド構造で、歩行時とスイング時で違う性能を発揮します。

これらのテクノロジーにより今回は「飛ばし」に特化したシューズということなのですが、なんと「日本プロドラコン協会(JPDA)」の認定シューズとなっているんです。実際にドラコン選手がこのシューズを履いて飛距離がアップしたということなので、飛ばしのプロのお墨付きシューズということなんですね。これは期待しちゃいますね。

デザインはアディダスらしいスポーティな感じでカッコいいと思います。ガッツリと3ストライプが入っているところがいいですよね。やっぱアディダスはこうじゃなきゃという感じです。
BOA+パワーバンドで足元をロック スイングの力を逃さない
足を入れてみてBOAダイヤルをカチャカチャと締めていくと、甲周りや足首周りがしっかりと締まってきます。かかとはソフトなあたりで気持ちがいい。足先にはゆとりがあり、指先を動かすスペースがしっかりとあります。

まず歩いてみると、ソールがしっかりと足の動きについてくる感じがあります。柔らかめのソールで、地面の起伏もとても感じやすい。重量も軽めなので、スイスイと足が前に出る感覚があります。これはとても歩きやすい。
スイングしてみてもその感覚はそのまま。足とシューズの一体感が強く、足の踏ん張りも効くし、地面もしっかりと蹴っていけます。この「蹴っていける」という感覚が飛ばしに結びつくんでしょう。その蹴った力が逃げることなくスイングに伝わっていくので、ボールにパワーが乗っていく感覚があります。ミッドソールの反発力も感じました。

ソールの芝への食いつき感も強く、スパイクレスながらも滑るような感覚は全くありません。これはティショットだけでなく、斜面からのショットなどの足元が不安定な場所でもグリップ感の高さを感じました。なので、どんなシチュエーションでも安定したショットができます。
地面を蹴れる感覚が飛距離につながる コースで実感した一体感
今回「ADIPOWER 26 SL BOA」をコースで履きましたが、かなりのフィット感で地面を蹴っていける感覚がありました。しっかりと締めるとことは締めて、動かす部分はちゃんと動かせるようになっている感じです。飛距離が伸びるシューズということですが、僕の感覚ではほんの少しいつもよりも飛んだかな~くらいの感じ。でもね、僕ってあまり足を使えていないな~ということをラウンド中に感じました。もっと下半身を使って、ボールにパワーを伝えるべきなんだということをシューズが教えてくれました。このシューズを履いて、それができるようになるともっと飛距離は伸びそうだし、それができるシューズだと感じました。

そして足にしっかりとついてくるソールが、ラウンド後の疲れも少なくしてくれました。軽いということもありますが、ふくらはぎのだるさがいつもよりも少なかったです。
フィット感がよく、疲れにくいシューズを探している人、しっかりと足を使ってショットをしたい人にはとてもいいシューズだと思います。ぜひ一度この履き心地を体験してみてください。
ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。
京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。











