PWとウェッジの間に生まれる“距離の空白”
T島 先週は三浦技研の新しいアイアン「PI402」についてインプレッションしました。
金子 僕も打ちましたが、かなり人気が出そうなヘッドでしたね。
T島 前回言い忘れたのですが、「PI402」アイアンはPWとAWの間に入るGWという番手がよく出来ています。フルショット前提で、同じロフト角のウェッジよりかなり扱いやすいです。
金子 ところで、GWという番手をアイアンセットに入れるメーカーが増えてきましたね。
T島 そうですね。やっぱりアイアンも飛ばしたいという流れは続いています。でも、飛距離を出すためにロフトを立てた結果、そのしわ寄せみたいなものが下の番手に来ているんですね。
金子 飛ぶアイアンにするため飛距離を出すためにフェース素材を変えたり、反発力の向上を追求した上で、ロフト角を減らしているので、それによってできた空白を埋める番手が必要になるわけですね。
T島 はい。PWが42度とか44度のものも多いですから、52度と58度だけだと間が空きすぎます。PWでコントロールするか、52度を強く振るかで苦労します。
金子 ウェッジで打つ距離はスコアに直結する距離ですし、放置していい問題ではないですよね。
T島 読者の皆さんの中にも「あれ、自分のことかも?」と思った方がいるのではないでしょうか。

GW(ギャップウェッジ)は“アイアンかウェッジか”で考える
金子 やはりメーカーが用意しているGWを入れるのが一番シンプルで効果的だと思います。フルショット前提なので、シャフトもアイアンと揃えるのがいいですね。
T島 48度前後はアプローチよりフルショットで使う場面が多いので、その前提で考えたほうがいいですね。
金子 もしくはウェッジ側から攻める方法もあります。例えば52度ではなく50度にするなど。
T島 PWが44度くらいなら、そのほうがつながりやすいですね。
金子 もう一つはGW相当のウェッジを入れる方法です。同じウェッジシリーズで揃えるか、アイアンに近い形状のモデルを選ぶのがポイントです。
T島 アイアン寄りかウェッジ寄りか、どちらに寄せるかということですね。
金子 そうですね。ゴルファーのスタイルによって変わります。
T島 同じロフトでもウェッジのほうがスピンが多くなるので、そのあたりが難しいところです。
金子 タイトリストのSMシリーズのように、フルショットしやすいロフト設定もあります。
T島 スピンが増える分、距離コントロールには技術が必要ですね。先日、鹿又芳典さんとラウンドした時に「KEYTONE」のウェッジを42度、46度、50度と入れていて、かなり印象的でした。

金子 それは興味が湧きますね。
T島 フルショットでも扱いやすいウェッジは確かに増えていますが、見つけるのは簡単ではないです。
金子 だからこそ、GWがあるなら最初に揃えておくのが安心ですね。
T島 中古で探すのはかなり難しいですからね。
金子 アイアンセットにGWがない場合は、我々フィッターに相談していただくのが一番です。
T島 ポイントは今日お話しした通りです。100ヤード前後はスコアメイクに直結する距離ですから。
T島 「この距離、苦労しているな」と思ったら、ぜひGWのことを思い出してください。

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
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