“ホーガン流”アイアンスイングはトップの前後で「プレーン」が変わる?(2/2)|教えて!ホーガン先生
アイアンが際立つ!強いインパクトの作り方【第7回】Part2
「スイングプレーン」の重要性を説いたホーガン。
だが、なぜかそれはバックスイングとダウンスイングでは異なるべきだという。
同一のほうが優れているように思えるが、そこには“イメージ”ならではの理由があった。
的確にインパクトできる体勢が取れるのであれば、振り上げ方は自由でいい、と森プロ。
「でも、クラブの重さ(慣性)をうまく生かしたほうが、リピータブルになりやすいはず。右ヒジをたたまずに引けばアーク(弧)が大きくなって肩を深く回しやすいし、右ヒジをたためばアークが小さくなり、クラブによる負荷が減って軸ブレしにくくなります。
ホーガンは、手元が腰の高さに来るまでは肩の回転だけで引き、その位置で〝左腕がプレーンと平行になり、そこからプレーンをこすりながらトップへ向かう〟と述べています。実際にはそんな動きにはなりませんが、解釈すると、左腕が飛球ラインと平行になる位置から、右ヒジのたたみと左腕のロールで手元を上げていく、ということでしょう」(森)