右ヒザを伸ばして左肩を下げると、あら不思議!バックスイングがスムーズに!
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|スイングテクニック編 VOL.1
たいていは90台のスコアで回れるけれど、調子が悪いとすぐに100を叩いてしまう。そんなゴルファーたちは「いつも80台で回れるような安定したプレーがしたい!」と心底願っているはず。
そこで飛距離アップのコツと、スコアアップに直結するメンタル学を学ぼう。
飛距離不足に悩むゴルファーたちは、共通してトップに力感が見られません。どうしてかというと、バックスイングで左肩を右足の真上まで回して体重を右足に乗せようとするからです。
結果として右ヒザが曲がって左肩がほぼ水平に回転したトップの形となりますが、右下半身の動きが制限されて右肩や右腰が回りにくく、実際は捻転が浅くなるのです。
そこで「1軸スイング」のトップを作ってみましょう。私が推奨する1軸とは左足を軸と考えるスイングで、トップのポジションでは体重の6割が左足に乗ります。
このときのポイントは、右ヒザを伸ばして左肩を下げること。左足に体重が乗れば右下半身がフリーになり、股関節の稼動を増やせて右下半身の動きがスムーズになります。右肩と右腰が回りやすくなると、体の左半身を引っ張るイメージで強い捻転が作られます。さらに左肩を下げることでパワーが溜まり、飛距離が簡単にアップするのです。
以下、2つのトップを比較してみてください。どっちがパワフルでカッコよく見えますか?