集中力が18ホール続かない?それって「集中力の無駄遣い」が原因です
たいていは90台のスコアで回れるけれど、調子が悪いとすぐに100を叩いてしまう。そんなゴルファーたちは「いつも80台で回れるような安定したプレーがしたい!」と心底願っているはず。
そこで飛距離アップのコツと、スコアアップに直結するメンタル学を学ぼう。
4メートルのパットは入る確率が低いのですから、「入ったら儲けもの」くらいに考えたほうがいいのです。そこで集中力を高めて打って外したら、集中した割には見返りが何もなく、それこそ集中力の無駄使いです。
「ボギーでいいや」と割り切ってラインをちょっと読み、ポンと打ってカップの近くに寄せて、「お先に」と入れれば集中力をほとんど使わなくて済みます。
要はプレーのペース配分を考えれば、集中力を維持しやすくなるのです。パー、ボギーときて、次のホールで2メートルのバーディパットの絶好のチャンス。こういう場面などは集中のしどころです。相手に「随分真剣だな」と思わせるのです。「自分にスポットライトを向けさせてから打て」とプロたちは言いますが、集中力を高めたいときはそんな雰囲気を醸し出しましょう。
プレー運びが全部均等な人は、肝心な場面でスポットライトがまだ自分に向けられていないうちに打ってしまいがち。集中力が散漫になり、雑なプレーから凡ミスが生じやすいのです。とくに上がりの3ホールでスコアを崩しやすい人は、集中力のペース配分を考えましょう。スコアがまとまる人は、集中力の散財が少ないのです。