ゴルフクラブはフィッティングして選ぶというのが時代の流れだ。そんな中で、シャフトメーカーもフィッティングに力を入れている。メーカーによって費用の差はあるが、自分に合ったシャフトを選ぶのに役立つに違いない。

自社製品のPRを兼ねて、シャフトメーカーは以前から数多くの試打会を開催している。たまたま行った練習場で開催されていた試打会で運命のシャフトと出会ったという人もいるようだが、日程が合わないとか、お目当てのシャフトがなかったということも多いはず。

ここで紹介するメーカー直営のフィッティングは、すべてが予約制でじっくりとフィッティングを受けることができる。そのうえ、メーカー直営だけに、ほぼすべてのスペックが用意されているのもうれしい。各社ともに最新の計測器を使用しているから、ドンピシャのシャフトだけではなく、自分のスイングがどうなっているのかも知ることができる。ということが今回取材したUSTマミヤ（シャフトラボ）で感じたことだ。

シャフト選びは“フィーリング”が重要な要素かと思っていたが、そんな想像とは全く異なり、最新機器と診断システム（これはマミヤオリジナルだそうだが）を使用して実に科学的なデータに基づいて“結果が出る”しかも結果の違いを見ることができるシャフトフィッティングが行われていた。

直営フィッティングを行っているメーカーのシャフトを選ぶなら、費用を支払ってでも利用しない手はない。