バックスイングの『上げる方向』で決まる。プロがやってるバンカーショットの距離の打ち分け方

ゴルフ90切り|アプローチショットの打ち方【基本と応用】 PART4(3/4)

2024/02/09 ゴルフサプリ編集部



アマチュアはもっぱら振り幅で距離を打ち分けるが、インパクトが緩んだり強く入ったり一定しない。そこでオススメなのがバックスイングの上げ方を変えることだ。

※「砂イチ」とは、バンカーからボールを1回で出して、1パットでカップインさせること。

シャフトにかかるトルクの方向を変えると距離を打ち分けられます。トルクの方向とは、インパクトに向かってシャフトが右に回るか左に回るか(自分から見て)ということ。前者ではフェースが開き(オープン)、後者ではフェースが閉じて(クローズ)いきます。

この違いはバックスイング時のシャフトの上がり方によって生じます。クラブが立つようにバックスイングするとオープン方向にフェースを使えるので飛びません。一方、クラブを寝かせて上げるとクローズ方向にフェースを使えるので同じ振り幅でも飛ぶ。プロはこうして距離を打ち分けることが多い。変えるのはバックスイングだけなので簡単なのです。