砂イチショット距離の打ち分け|バックスイングの上げ方で打ち分ける
自然なフェースの開閉で距離をコントロール
シャフトにかかるトルクの方向を変えると距離を打ち分けられます。トルクの方向とは、インパクトに向かってシャフトが右に回るか左に回るか(自分から見て)ということ。前者ではフェースが開き(オープン)、後者ではフェースが閉じて(クローズ)いきます。
この違いはバックスイング時のシャフトの上がり方によって生じます。クラブが立つようにバックスイングするとオープン方向にフェースを使えるので飛びません。一方、クラブを寝かせて上げるとクローズ方向にフェースを使えるので同じ振り幅でも飛ぶ。プロはこうして距離を打ち分けることが多い。変えるのはバックスイングだけなので簡単なのです。
ピンが近くも遠くもアドレスは同じ
スクエアアドレスが基本
目標に対してスクエアに立つのが基本だが、振りづらければ少しオープン気味に構えてもいい。
フラットに回るイメージ
バンカーではことさら上下動が大敵。スイングではフラットに体を回すイメージをもつ。
小細工せず普通にインパクトする
ダフるのではなく、ボールの下にヘッドを入れるイメージをもつ。
ピンが近い時はクラブを立てる
バックスイングでクラブを立てると、ダウンスイングでフェースが開く方向に力が働くためボールが飛ばなくなる。
フェースをオープンに使える
ダウンスイングでシャフトが外側に回転する方向にトルクが発生してフェースをオープンに使える。
クラブが立つ方向にバックスイングを上げるだけ。スイング中に他の操作は必要ない。
ピンが遠い時はクラブを寝かせる
バックスイングでサッとクラブを斜めに上げる。ダウンスイングでフェースが閉じる方向に作用してボールがつかまる。
フェースをクローズに使える
ダウンスイングでシャフトが内側に回転する方向にトルクが発生。フェースを閉じながら打てる。
クラブの動きをコントロールして飛ばすので振り幅を大きくしなくてもいい。
石井 忍
1974年生まれ。千葉県出身。日大ゴルフ部から1998年にツアープロに転向。その後ティーチングの道に進み多くのプロを指導。現在は主宰する「エースゴルフクラブ」を千葉県と東京都に展開。幅広い層を指導して高い評価を受けている。
■キュキュっと止まるバンカーショットは「セットアップ8割、打ち方2割」
・砂イチショットの基本|砂が薄く取れるセットアップつくる
・砂イチショット距離の打ち分け|バックスイングの上げ方で打ち分ける
・砂イチショットの応用|目玉でもフェースを開いて寄せる!
取材協力/エースゴルフクラブ、ジャパンゴルフスクール
GOLF TODAY本誌 No.569 53~59ページより







