NEW・名門ゴルフ場|キングダムゴルフクラブ(埼玉県秩父市)Part2

リサオの『NEW・名門ゴルフ場』探訪

2019/12/07 リサオ(大隈 里砂)



名門ゴルフ場という言葉があります。名門テニスクラブはあるけど、名門卓球場は聞かないので、たぶんハイソサエティの人々が集まる方便にスポーツを使った名残なんでしょう。イメージは歴史がある、閉鎖的、特権階級。でもゴルフは草っ原で始まったスポーツ。肩肘張らない開かれた名門ゴルフ場も実は数多くあるのです

前々回、久々にコンペに出たという話を書きましたが、明日というか更新されるのは今日かな、そのコンペから2週間ぶりにラウンドなのです。しかも久々の石岡ゴルフ倶楽部(茨城県/設計は帝王ジャック・ニクラス)なのでウッキウッキ。

ジャック・ニクラス設計のゴルフ場で他に行ったことがあるのは

ゴールド栃木プレジデントカントリークラブ(栃木県)
榛名の森カントリークラブ(群馬県)
上総モナークカントリークラブ(千葉県)

全部好きです。なのでおいおい紹介していきたいと思っております。

それはさておき、前回あわや100回叩く寸前でなんとか堪えて、いや、堪えられなかったから100のすぐ手前だったのか。まあいいや。しかしコンペがダブルペリア(新ペリア)じゃなくてペリア方式だったのでまんまとハンデが31もついて、うっかり準優勝してしまい、ステキな賞品もいただき恐縮至極でした。

あ、よく表彰式で「ハンデホールは1番3番…」って聞いた瞬間にパパパって計算できるひといますよね。麻雀の点数計算ができるひとに対するのと同じ畏敬の念を覚えます。新旧ペリアの違いはザックリ言うと隠しホールの数が6つか倍(ダブル)かということですが、新ペリアのほうが適正なハンデが算出されるので、それすなわち、だいたい同じようなひとが勝つ仕組み。対して旧ペリアは出入りの激しいゴルフをしてる子に有利になるらしい。つまり、ゴルフがちょっと慌ただしくて(*用語集参照)悲しい思いをしてる子がご褒美をいただけるのです。コンペってそれでいいんじゃないかしら。上手なひとは上手なひと同士でチョコレートがどーのこーの言って遊べばいいと思う。ゴルフがうまくいかなくてやめちゃうキケンのあるゴルファーを踏みとどまらせるために、旧ペリアはひとつの方法かなと。そういえば「このパットが入らなかったもうゴルフやめるわ」って言うひとは絶対にゴルフやめないよね。それ聞くたびに「やめないくせに。やめないくせに」って心の中で唱えてる。「SNSはもうやめます」ってSNSで書くひともやめない。そういうひとたちには言霊も言質もないんだよね。なんだかなあ。