スタート前にはトイレを済ませておく、パットの練習をしておくなどのほかに、もっと大事なことがある…何~だ?

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.22

2023/11/02 ゴルフトゥデイ 編集部



日本のゴルフ場に多く見られる打ち下ろしのホールや打ち上げのホールでは、状況にうまく対応してスコアをまとめたいところだ。ミスを少なく抑えるマネジメントをつかめば、90切りに大きく近づく。そしてスタート前の心の準備の重要性も理解しておこう。

ゴルフトゥデイ本誌582号/114〜115ページより

平坦なホールならティショットでいい当たりがよく出るけれど、打ち下ろしや打ち上げのホールでは結構ミスしてしまうというゴルファーは多いですよね。

打ち下ろしのホールはボールの滞空時間が長くなるから飛距離が稼げる分、曲がり幅が大きくなりやすいですし、風の影響も受けます。そのためフェアウェイに早く落とそうという意識が働いて、ダウンスイングでカラダが突っ込みやすい。打ち上げのホールの場合は、その逆でボールを高く打ち出したくなるため、ダウンスイングで右肩が下がりやすくなります。

こうしたミスを防止するには、目線が大事だという話を聞いたことがあるでしょう。打ち下ろしも打ち上げも、自分が立っているティーイングエリアと同じ高さと平行に目線をキープ。打ち下ろしなら遠くの雲や山、打ち上げは目標より手前側のフェアウェイに視線を注ぐことで普段と同じアドレスが作りやすく、ミスを減らせるというわけです。

でも私はこれだけでは、まだ足りないと思います。目線の取り方でミスは減らせますが、保険をかける意味で構える場所をもっと工夫してはどうでしょうか。ティーイングエリア上もちょっとした傾斜がありますから、なるべく平らな場所を選ぶのを前提として、打ち下ろしは普段よりもカラダが突っ込みやすく、フェースがかぶって左に引っかけやすいことを計算に入れてティーイングエリアの右端寄りで構え、フェアウェイの右サイドに狙いを定めましょう。

打ち上げのホールはすくい打ちになりやすく、フェースが開いて右にプッシュしやすいですから、ティーイングエリアの左端側で構え、フェアウェイの左サイドを狙うのです。その場面で生じやすいミスを予測し、構えたときに視覚的に安心感が生じやすい場所から打つように心掛けると、グッドショットの確率が上がりますよ。