金谷拓実がプロ転向! プロ初戦は10月15日(木)開幕の「日本オープン」
9月に行われた「全米オープン」に世界No.1のアマチュアゴルファーとして出場した金谷拓実(東北福祉大学・社会福祉学科4年)が、プロ転向を宣言。2020年10月2日、東北福祉大学の総務部広報課を通じて各メディアに伝えた。
世界アマチュアゴルフランキングにおいて、日本人として松山英樹以来2人目となる1位の座に輝いた金谷拓実がプロ転向を宣言した。
プロツアーにおいては、すでに2019年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で2011年大会の松山英樹以来となるツアー史上4人目のアマチュア優勝を飾っており、その実力はプロとして戦うには十分。このタイミングでのプロ転向を決めたことに対しては、このように語っている。
「自主規制期間のプロ宣言となり、メディアの皆様には大変心苦しい限りですが、阿部靖彦監督と相談のうえ、10月2日が大安吉日であったこと、また日本オープンに向けて最もタイミングの良い日にちであることを考慮し、この日をもってプロとなることを選択しました。全米オープンで予選通過できなかった悔しい思いや、海外の超一流のプレーを間近にしてきたことも、プロとなる気持ちを一層後押ししました。
プロゴルファーとして一歩一歩、着実に成績を積み重ね、ファンの皆様に愛されるような、また、ゴルフをする子どもたちの目標となるようなプレイヤーを目指していきたいと考えています。来年3月までは東北福祉大学に籍を置く学生であり、先輩である松山英樹さんがそうであったように、学業との両立に励んでいきます。まずは、15日からの日本オープンに全力を尽くす覚悟です。今後も応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします」(金谷拓実選手コメント原文)
プロゴルファーとしての初戦は、10月15日に開幕する「日本オープン」を予定。せっかくの初戦が無観客開催なのは、少々寂しいかもしれないが、画面の向こうのファンたちからは熱いエールが贈られることだろう。