スイングの動作は「クッション叩きドリル」で即効マスター!

吉本 舞の“ゴルフ上達の近道”を教えちゃいます! 第2回

2020/11/07 ゴルフサプリ編集部



ゴルフがあっという間にうまくなれるコツを、吉本舞がわかりやすくレッスンするシリーズ。「ゴルフクラブをどう振ればいいかがよく分からない」と悩む人は多いが、吉本は「ゴルフスイングに難しい動きはいりません。自然な動作にまかせるだけでいいのです」という。自然な動きにまかせてスイングするコツを教えてもらおう。

スイングが良くならないと、ボールにちゃんと当たらない。そう考えている人はすごく多いと思います。確かにゴルフの経験が浅くて100が切れない人と、キャリアが長いシングルゴルファーとではスイングの精度は違います。でも、「ボールを打つ」という目的は一緒ですから、うまい下手は関係ないのです。

私がレッスンをしているスタジオにはインパクトバッグという練習器具を置いてあります。重量が結構あって、これをクラブで叩いてインパクトのイメージを体感するのにとても効果的です。マットの上のボールを打つときは、初心者と上級者とではスイングに明らかな差が見られますが、「クラブでインパクトバッグを思い切り叩いてください」というと、初心者の人でも上級者とほとんど変わらない動きがすぐにできてしまうんですね。「ボールにちゃんと当てよう」という意識がまったく働かず、本来自分が持っている本能的な動きとか、自然な動きを引き出せるからです。

インパクトバッグがなくても大丈夫。クッションを叩く練習でも、こうした自然な動きを体感できます。右手でクラブヘッド側を持ち、クッションを叩いてください。イメージは布団叩きです。布団叩きの感覚でクッションを叩こうと思えば、クラブを手のヒラで硬く握りませんよね。指先のほうで握って持ち、手首やヒジなどの関節を柔らかく使ってクッションを叩けるでしょう。誰でもゴルフスイングでいうコックが自然に入り、インパクトで一気にリリースできますし、ゴルフクラブを初めて持った人でも、ゴルフの上手な人とほとんど同じような動きとなるんです。

「ちゃんと当てよう」と思わないで、「しっかり叩こう」と決めて腕を振る。これがゴルフ上達の近道です。注意したいのは、両足を止めたままにしたり、カラダの回転を使わないで手だけで振ったりしないこと。布団叩きのイメージでリストを柔軟に使いつつ、カラダを回転させましょう。結果的にクッションを叩く瞬間のフォームが、ゴルフスイングのインパクトの形と重なってきます。