プッシュスライスはドライバーのハーフスイング練習で徹底矯正!

セリザワメソッドを継承|広瀬祥代が“ミスの一発解決法”を教えます! ミスの原因&練習法がすぐにわかる! VOL.1

2020/11/12 ゴルフサプリ編集部



芹澤信雄率いる『チームセリザワゴルフアカデミー』の紅一点のティーチングプロ、広瀬祥代。親切でわかりやすいレッスンで、年齢性別を問わず多くのゴルファーに人気。その広瀬がドライバーからパターまでのミスの解決法をレッスン。ミスの原因に応じた対策法が明確になれば悩みを一発解消、ゴルフがどんどんうまくなる。どんな練習をしたらいいかわからないゴルファーも必見だ!

ドライバーのスライスには大きくわけて、最初から右に出て右に曲がるスライスと、いったん左に飛び出してから右に曲がるスライスの2つのタイプがあります。前者はプッシュ系スライスで、後者はプル系スライスです。それぞれの原因は異なりますし、修正練習法も違います。自分のスライスがどちらに当てはまるかを見極めて修正練習法に励んでくださいね。

まずプッシュ系スライスの原因と、修正練習法を説明しましょう。ドライバーはアイアンと比べてロフト角が少なくて、インパクトの瞬間にボールがフェース面に吸い付いている時間が短いクラブ。しかもシャフトが長いですから、振り遅れやすい。そうするとダウンスイングでクラブがインサイドから下りてきます。インパクトでフェースが大きく開いてボールが目標よりも右に出て、さらに右に曲がっていきます。

こうしたプッシュ系スライスがよく出る人は、バックスイングで体の軸が左に傾き、その反動からダウンスイングでは体の軸が右に傾いてしまう傾向が多く見られます。トップでは左足体重、インパクトは右足体重となるギッタンバッタン型のスイングです。