飛距離を求めるベテランアスリートのために「フォーティーン Gelong D IX-001/UX-001」登場

2020/11/20 ゴルフサプリ編集部



フォーティーンは「Gelong D(ゲロンディー)IX-001」と「UX-001」を2020年11月6日に発売した。黒いボディ、精悍なイメージのそのヘッドデザインは、今までありそうでなかったベテランアスリートに向けた飛び系モデルだという。常にプレーヤー目線でクラブ設計を行うフォーティーン。今回のモデルには、どんなストーリーがあり、どんな性能を搭載しているのか、同社商品企画担当の池田純さんに話を伺った。

 

 僕自身が、社会人競技プレーヤーとして、試合に参加することも多いのですが、そこで一緒に戦ってきた先輩たちが、年齢を重ねたことで飛距離不足に悩み、飛び系アイアンを使っているのを目にすることが増えてきていました。ただ、そういった飛び系といわれるアイアンのほとんどは、ロフトを立てて、ソールを幅広くしたユーティリティのような形状で低重心化を図っています。こういった形状のモデルは、払い打つタイプの人には扱いやすいのですが、打ち込むタイプのスイングの人だと、重心よりも上に当たることが多く、球がドロップして止まらないなどデメリットのほうが大きくなります。

――ベテランアスリートのスイングでは、従来の飛び系アイアンは合わない?

 そうですね。長年、競技に挑戦してきたベテランアスリートの先輩たちは、アイアンをダウンブローに打ち込んでいくスイングの人が多く、従来の飛び系アイアンを使ってみるも、結局打ちこなせずに手放す方がほとんどでした。そういった方たちが打ちこなせて、飛距離が出せるアイアンが市場にない。そう感じたときに、ないのなら作ってしまおうと思ったのが最初のスタートです。