劇場型マッスル!? フォーティーンの新世代アイアン「TB-5 FORGED」が注目される理由

「TB-5 FORGED」マッスルバックの打感にキャビティのやさしさ!

2021/01/05 ゴルフサプリ編集部



フォーティーンのアイアンラインナップには『5シリーズ』と言われるモデルがある。過去のモデルで言えば『TC560フォージド』や『TC544フォージド』などがあり、それらはアベレージゴルファー向けでキャビティバック構造になっているのが特徴だった。しかし、2020年11月に発売された最新の5シリーズ『TB-5フォージド』では、その形状が一変して、シャープなマッスルバックに。さっそく試打名人の高橋良明プロに打ってもらった。

マッスルバックアイアンの特徴として打感の良さがあるが、『TB-5フォージド』を打った高橋プロは一般的なマッスルバックより、さらに打感が良いと語る。

「もちろん、他メーカーのマッスルバックの打感も柔らかくて心地良い感覚なのですが、『TB-5フォージド』はさらに、打感が柔らかい。打感が柔らかいことで、微妙な距離感も合わせやすいです」

打感が柔らかい理由の1つは素材にある。最近は複合素材によるマッスルバックも増えているが、さらに、軟鉄素材の中でもS20Cを採用。一般的な軟鉄素材にはS25CとS20Cがある。これは炭素の含有率を示す数字であり、S25Cは炭素含有率が0.25%前後であり、S20Cは炭素含有率が0.2%前後。特徴としては炭素含有率が少ないS20Cの方がより柔らかい素材になっていたのだ。高橋プロはその柔らかさについて