シャフトメーカーの傾向と特徴(三菱ケミカル、USTマミヤ編)
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第4回
大蔵ゴルフスタジオ世田谷のフィッター、金子国泰氏
フィッティングショップでゴルファーの声を聞いていると、シャフトメーカーに対して固定観念を持っているゴルファーが結構多いようです。今回のゴルフライターT島のコラムでは、大蔵ゴルフスタジオ(東京都世田谷区)で販売されたシャフトのシェア情報なども交えながら、シャフトメーカーごとの傾向や特徴についてズバッと切り込みます!
写真提供/大蔵ゴルフスタジオ
ゴルフライターのT島です。前回は最新シャフト、あなたにとって最善じゃないことが意外とあるよ!という話を書きましたが、今回もシャフトにまつわる話です。
さて、大蔵ゴルフスタジオ(東京都世田谷区)へフィッティングに来られる皆さんは、シャフトに対してだけでなく、シャフトメーカーに対するこだわりというか、固定観念を強く持っている方が多いようです。
大蔵ゴルフスタジオのフィッターである金子氏は
「“〇〇のシャフトって良いんでしょ?“とかは、まだポジティブなので勧めやすいですが、”〇〇社のシャフトは僕には合わない”と固定観念を持っている方がいらっしゃいます。それは過去に使ってダメだった(合わなかった)ことがあり、そのたった1本のシャフトが原因になっているようなんです。フィッターとしては、できれば選択肢を限定したくないのですが、頑なにそう信じ込んでいる方もいらっしゃいます」
という話を聞かせてくれました。
話は変わって、大蔵ゴルフスタジオの今年上半期の売上データによるとシャフト四大メーカーのシェアの差、意外と少ないです。
・三菱ケミカル 35%
・フジクラ 29%
・グラファイトデザイン 23%
・USTマミヤ 13%
この数字はもちろん変動しますし、カテゴリーがウッド全般となれば、たとえばUSTマミヤには得意のフェアウェイウッド専用シャフトがありますから、シェアはガラリと変わります。