下りの傾斜のパットも緩みは禁物!藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方

第4回 打ち方で一番大事なこと

2021/08/12 ゴルフサプリ編集部



グリーンを正確に読み切っても、狙いどおりに打てなければカップに入らない。そこで藤田流の「打ち方」の極意を伝授!

GOLF TODAY本誌 No.590/94〜97ページより

私が一番大事にしているのは、「緩みのないストロークを作ること」です。とりわけインパクトが緩まないように、フェースの芯でコンタクトし、ボールをしっかり打ちます。下り傾斜であっても、これを常に意識しています。

緩みを防ぐには、インパクト後まで頭を残すことが第一。特にショートパットは結果が気になり、頭が左(カップ方向)に流れやすいので、打った後もボールがあった位置を見続けるつもりでストロークします。頭をしっかり残せば、芯でヒットしやすく、ヘッドアップのミスも防止できます。

第二のポイントとして、具体的な体の部位を意識しましょう。体が起きる、左ワキが甘くなる、肩が開くといった症状が緩みの原因なので、背骨の前傾角を保つ、左ワキを締める、肩のスクエアなラインを保つといった意識が大切。どれか一つを意識すれば、全体が連動してよくなるため、緩みのないストロークが実現します。