稲見萌寧はこんな選手! 東京五輪・女子ゴルフ競技のTV観戦が1000倍面白くなる選手紹介PART2
いよいよ、オリンピックの女子ゴルフ競技が8月4日(水)から4日間に渡って開催される。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、無観客での開催が決定しているため、会場で選手たちを応援することはかなわなくなった。TV観戦のみというのは残念だが、自国でのオリンピックに挑戦する日本選手たちには、TVの前で大きな声援を送ってあげたい。力強い応援のためにも、彼女たちがどんな選手なのか、あらためて確認してみよう!ここでは、一気に才能が開花した稲見萌寧選手を紹介!
1999年7月29日生まれの稲見萌寧選手は、東京都豊島区出身。1998年生まれの黄金世代と2000年生まれのミレニアム世代に挟まれた「ハザマ世代」と言われている。小学4年、9歳でゴルフを始め、2016年ナショナルチーム入りも果たしている。2018年の最終プロテストは合格ラインギリギリの20位で突破。2019年のQT成績は103位ながら、出場した7試合で結果を残し、リランキングで14位にジャンプアップ。中盤からの出場権を得て参戦した7月のセンチュリー21レディスゴルフトーナメントで初優勝。賞金ランク13位となり、シード選手入りを果たした。
稲見選手といえば、練習量が多いことで知られており、1日10時間の猛練習が通常ルーティーン。シーズンオフには、トレーニングにキックボクシングを取り入れ、フィジカル部分も強化。コツコツと練習を積み重ねることで、実力をつけ、2020年のスタンレーレディーストーナメントで2勝目をあげた後、2021年は3月の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント、4月はヤマハレディースオープン葛城、富士フィルム・スタジオアリス女子オープンと、2週連続で優勝、さらにフジサンケイレディスクラシック、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンでも、勝利をつかみ、21年に入ってから5勝。世界ランキング27位に入り、オリンピック出場権を獲得した。