仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コース|隠れた宝石 ― 倭奴國編― 第壱回
行ってみたい! 時空のゴルフ旅
新しい旅が始まる。いわゆる名門コースとか、ビッグトーナメントを開催したとかいうコースではなく、気軽に行けてプレーできて、なんとも言えない味わいがあるコースを見つけて訪ねる。まだまだあります!「隠れた宝石」のようなカントリー倶楽部が。今回は仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースをご紹介します。
GOLF TODAY本誌 No.591 14〜17ページより
仙塩ゴルフ倶楽部浦霞コースは、あまり知られていない。それは大きな大会の開催したこともないし、いわゆる「名門」という枠組みの中に入っていないし、しかも9ホールのコースだからである。
それでも、仙塩に行ってみたいと思ったのは、東北地方で最古のコースであり、もちろん手作り感満載で、しかも銘酒「浦霞」という名前に惹かれたからでもある。
さらに言えば、昔からこのコースをゴルフ通たちは「池のない廣野」とも呼ばれていたからだ。
いつだったか、東北のトップアマチュアの大友富雄さんに「仙塩のコースは、どんなですか?」と聞いたことがある。