日本だけでなく、米国のハワイにもお店がある大蔵ゴルフスタジオ。米国はテーラーメイドやキャロウェイのヘッドパーツだけで仕入れることができるなど、日本とは異なる商慣行がある。日米で展開している大蔵ゴルフだから分かる日米のゴルフクラブフィッティング事情について、ゴルフライターのT島氏が切り込みます。

写真提供／大蔵ゴルフスタジオ

（T島）大蔵ゴルフスタジオ世田谷1月7日から営業なんで取材できないなぁ。仕方ないから市川代表に電話してみよ！あれ？じゃLINE電話で・・

（市川）ハロー。

（T島）あーそうか大蔵ゴルフスタジオハワイに行ってるのね。

（市川）そうなんです。世田谷店の休みを利用してハワイ店に来ています。

（T島）いいなぁ、仕事とかせずにゴルフとか行ってんじゃないの？

（市川）いやいやいや、毎日出社してミーティングしています。

（T島）ハワイの観光客は戻っているの？

（市川）日本からの旅行者は少ないけど、アメリカ本土からバンバン来てますよ。

（T島）それは素晴らしいね。では現地から日本との違いをレポートしてもらおうかな。

（市川）無茶振りですね。

（T島）うーん、いつも無茶振りするくせに。

（市川）ハワイ店ですけど、テーラーメイドやキャロウェイさんとも取引がありまして、ヘッドパーツだけで仕入れることができます。

（T島）それ衝撃だよね。大蔵ゴルフスタジオ世田谷でもやりたいでしょ？

（市川）それはちょっと出来ないので・・・

（Ｔ島）えーーーそこは抜け道があるんじゃないの？

（市川）当社は契約をちゃんと守る会社ですから。

（Ｔ島）流石！でもハワイもヘッドだけ売ってるわけじゃなくて、フィッティングして売るんでしょ？いいなぁ純正シャフトとか要らないもんね。

（市川）そうなんです。日本でも是非やってほしいですね。T島さんならスリーブ付きのシャフトいっぱい持ってるから、ヘッドだけ欲しいでしょ？

（Ｔ島）そうなんですよ。1度フィッティングなりちゃんと選んだシャフトだから、新しいヘッドにもそのシャフトを入れたいのに、売ってくれないわけですよ。

（市川）まあ日本は日本の事情があるのでしょうから・・・メーカーさんもいろいろと苦悩があるという話は聞いてます。

（Ｔ島）まあね、フィッティングしないところは、そのまま吊るしで売れるほうがシンプルでいいもんね。

（市川）でも、フィッティングというのが浸透してきて日本もどうなるか？ですよね。

（T島）そうだねでも、時代の流れってのがあるし・・・

（市川）日本も変わってくれると嬉しいのですが・・

（T島）日本のユーザーも、アメリカではヘッドだけで売ってるなんて知らないから、文句も言えないけど、もう薄々ばれちゃってるからそういう声が高まってくるかもね・・

（市川）いやいや知らない人がほとんどでしょう？Ｔ島さんがバラしちゃったけど・・

（T島）ええ、そんな読んでないってこの連載。

（市川）怒られたって知りませんよ。

（T島）鎖国しても黒船はやってくるんだよ。

（市川）またまたよくわからない喩えですね。

（T島）えーっと、日本ではグリップとかパーツが品薄だけど、ハワイっていうかアメリカはどう？

（市川）アメリカのメーカーさんのものは、日本ほど品薄感はありません。なぜなら、日本のマーケットよりアメリカのマーケットを優先しているからです。

（T島）そう言えば、某グリップメーカーさんが言ってた。日本法人がお願いしても、アメリカ優先なんです。でも商品は入ってきてる。でもそれ以上に売れちゃうって・・

（市川）そうみたいですね。ハワイ店は日本のパーツブランドも売っていて、アメリカのマニアなゴルファーに人気なんですよ！

（T島）そうなんだね。評判はいいの？

（市川）やっぱりクオリティが高い！と喜んでいただいております。人気急上昇中です！

（Ｔ島）へぇ、ところで噂の新製品、テーラーメイドのステルスとキャロウェイの新しいローグはもう打ったの？

（市川）まだ試打用が届いていないのですが、日本での発表と同じ時期に届くみたいです。スタッフはメーカーさんのプレゼンの時に打ったみたいですよ。新製品情報は大蔵ゴルフスタジオハワイのInstagramを観て下さい。

（Ｔ島）宣伝入れてきた（笑）頑張って情報発信してください！ところで、ステルスとローグ欲しいんだけど？買って帰って！

（市川）まだ入ってきませんよ！大蔵ゴルフスタジオハワイに直接お願いします！

（T島）まあ日本語通じるもんね！LINEで注文できるし

（市川）世田谷店だけでなく、ハワイ店もよろしくおねがいします。