パターのフィッティング事情「少しの調整でよくなることもある」
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第45回
今回はこの連載で初めて取り上げるパターについて。今回もゴルフライターのT島氏が大蔵ゴルフスタジオの金子氏に切り込みます。
写真提供/大蔵ゴルフスタジオ
(T島)今まで取り上げてこなかったクラブがありますが、何かわかりますか?
(金子)あっパターですね!
(T島)パターのフィッティングって、大蔵ゴルフスタジオではあまり聞かないね。
(金子)正直そうですね。やはりフィッティングというと、ドライバーとかアイアンとかが圧倒的に多いです。
(T島)まあ、パターが入らないと買い替えちゃうからね。
(金子)買い替えが一般的ですよね。
(T島)それもアリと言えばアリですけど、気に入ってるパターをもっとこうしたいとか、ああしたいとか。
(金子)そうですね。パターのフィッティングをしたいと言う方より、ダイレクトな悩みの相談が多いです。“最近引っかかる”とか“ショートする”とか、ドライバーやアイアンのフィッティングが終わったあとの雑談でのご相談が多い気がします。
(T島)フィッティング!という感じよりも、具体的な悩み相談って感じね。
(金子)そうですね。
(T島)まずどうするの?
(金子)パターを見せてもらって、グリップが曲がって入っていないか?とか、シャフトの曲がり、フェース向き、鉛が貼ってあったら、どのタイミングで貼ったか?とか聞きます。
(T島)現状をチェックするわけですね。
(金子)やっぱり問題点が見つかったりすることがあります。
(T島)なるほど、まずはなにか変わっていないか疑ってみるのはアリだね。
(金子)グリップ交換で感じが変わってしまったなんてこともあります。
(T島)ツアープロもグリップをずーーーーっと変えない人は変えないみたいだし。
(金子)そうですね。そういう方も少なくありません。
(T島)そうかと言えば、すぐにパターごと変えちゃう人もいます。私なんかそういう時期もありました。それこそ、入らないと強いプロが使っているモデルを買うとか。
(金子)わかります。