ドライバーの飛距離アップのために! 上半身を鍛える「金無いのにゴルフやってるオヤジ」
金無いのにゴルフやってるオヤジのはなし 第11話
まだ、「金無いのにゴルフやってるオヤジ」になる前の独身時代に、競技ゴルファーに憧れて、生涯通算14ラウンド目にパブリック選手権に参戦したという話を、前回書きました。
その後、14年のブランクを経て、「金無いのにゴルフやってるオヤジ」としてゴルフに復帰したのですが、そのときに、独身時代の最大の弱点であった飛距離不足を克服しようと思い立ちました。
前回書いたパブリック選手権予選に出場した20代のころの飛距離はドライバーで210ヤード、5Wで180ヤードというところでした。390ヤードのミドルホールをドライバーと5Wとナイスショットを続けて2オンしたこともあったので、飛距離の数字はほぼ正しいと思います。
第1話に書いたように生まれつき非力だったので、この飛距離でも仕方ないとは思いつつ、競技ゴルファーを目指すなら、さすがに、もう少し飛距離が無いとカッコ悪いなとも思っていました。
パブリック選手権予選に出場したころの1990年代後半は、単なる筋トレはゴルフに良くないという風潮で、飛距離アップには重いバットを振るのが良いなどと言われていました。
私も、最初に買ったハーフセットに入っていて、一度も使わなかったパターがアイアンと同じグリップだったので、これに素振りトレーニング用のウェイトを付けて、ブンブン振り回したりしていました。
パターなら短いので、家の中でもなんとか振り回せます。そのため、暇なときに振り回していたのです。そんな努力をしても、飛距離はほとんど変わらなかったのです。